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真・リレー小説

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偽りの世界の淵で

リプレイグラフNo.1945
開始 2009/09/24 18:27
終了 2010/09/24 18:27
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再会

「なっ何だよ…黒騎の秘密って…」
「気になりますか?」

気になるのは確かだった。まだ知り合って間もないし、相手は
自分のことについて何も話そうとしない。しかも…あの強さは
異常としか言いようがなかった。

「…気にならないと言えば嘘になる」
「良いでしょう。少し此処で待っていてください。私が戻って
 きたら、真実をお話しましょう」
そう言って片瀬は男と手術室を出て行った。

2人が出て行くとすぐに歓声が上がった。
何事かと俺は部屋の方へ向き直る。
「君達が無事で良かったよ!」
「この日をどれだけ待ちわびた事か!」
「まさか生きている間に君達にまた会えるとは!」
男達がそれぞれに言葉を放つ。

そのうちの一言が気になった。
『君達に「また」会えるとは!』
また…?
どういうことだ?
その男を凝視したものの、一度も会った記憶はない。

それに、これだけ歓声を上げられるような事を人間に対してし
た覚えはなかった。
そう、怨まれるようなことはあったとしても…。

あ、あの…!
そう言おうとした時だった。
後ろの扉が開き、2人が戻ってきた。
時間にして、30秒ほどだろうか?
異常に戻ってくるのが早かったため、俺は心底驚いた。

「さあ、それではお話しましょうか。お二人は此方へお座りく
ださい」
そう言って、部屋の一番奥の席へ通された。
2人を座らせた後、片瀬は入り口に一番近い席に、俺達と向か
い合うようにして座った。
もう1人の男は俺達の隣、さっき座っていた場所に腰掛けた。

「それでは黒騎の秘密についてお話しましょう。…しかし、
 それに絡めて。貴方達の過去についてもお話しないと
 いけませんね…」
「!?」

[No47] 2010/07/10 15:04info

この名前はすべて同一人物の書き込みですマーク



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片瀬

男…片瀬は足を止めた。
見ると其処は『手術室』と書かれていた。
俺達はそれを見て身構える。
扉を開けると、大勢の人間が待っていて、俺達を切り刻もうと
するのではないか……。
嫌な予感が頭をよぎる。

ドアが片瀬の手によって開かれる。
そこは『手術室』とは全く違っていた。
どちらかというと、『会議室』というネーミングの方が正しい
と思う。
其処には机が円状に並べられ、周りには椅子が置かれ、中央を
向いていた。
その椅子にはスーツを着た偉そうな人が座り、俺達を見据えて
いた。

黒騎は何処にいるのかと目を配らせる。
が、しかし。
其処には黒騎の姿はなかった。

「…っ!!やっぱりお前、騙しやがったな!!」
「違う」
片瀬は即座に答えた。
「黒騎を何処へやった?」
片瀬が冷ややかに男に向けて言い放つ。
その声に、椅子に座っていた男達はザワザワとし始める。
そして扉から一番離れて座っていた男が口を開いた。
「ちょっと、向こうで話をしよう…」
そう言って男は立ち上がり、片瀬と手術室を後にしようとす
る。
「待てよ。話が違う。俺達は帰らせてもらうぜ?」
祐がすかさず片瀬に向かって言った。
「…帰っても勝手ですが、後悔されますよ?」
片瀬の言葉に俺は
「どういう意味だ?」
「君達に損はさせない。重要な情報を私達は持っている。話を
 聞く気はないか?」
「何の話だ!そう言って俺達を捕らえる気なんだろ!?」
「いいや。それは違うよ。捕らえる気などない。逆に助けてや
 ろうと言ってるんだ」
「!?」
「黒騎の秘密を知りたくはないか―――――――……?」

[No46] 2010/07/10 14:51info


笑華さん

初めまして(*^^*)!
お返事遅くなってしまってすみません(>_<;)

ほぇぇええ!!
笑華さんにそう言ってもらえて嬉しいです///

笑華さんの小説も密かに見せていただいてて、すごくお上手で
見習わないといけない点が多々あるなぁ…
と思っていたところだったので…!!

ありがとうございます!
またテストとかで忙しくてなかなか更新できないと思いますが
宜しくお願いします(>ω<*)!
[No45] 2010/05/30 00:29info

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笑華

初めまして

面白いです!!
文章の表現の仕方もうまいです
これからも頑張ってくださいね
[No44] 2010/05/26 01:34info


登場人物2

黒瀬 -Kurose-

片瀬東海林 -Katase shoji-

[No43] 2010/04/29 00:02info

この名前はすべて同一人物の書き込みですマーク



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黒騎の昔馴染み

ドアがガタッと音を成す。
が、勿論鍵のせいでドアは開かない。
一瞬、その場がまた静寂になる。

「…そこに誰か居らっしゃいますか?」
男の声だった。
その声は限りなく澄み切っていて、心地良い。
――――――…しかし。
黒騎では無いから警戒は解かないし、解くつもりもない。
が。

「水瀬遥香さん、逢沢祐さん、出てきてくださいませんか?
 決して怪しい者ではありませんから」
俺は戸惑った。
まず第一に、俺達の名前を知っている事。
その二として、俺達が此処に隠れている事を知っている事。
そして最後、例え自分が怪しい者だとしても誰がそれを言うだ
ろうか?

「…はぁ…」
ドアの向こうで溜息をつく音が聞こえた。
「……黒騎さんからの命令で、連れてくるように言われた
 んです。黒騎さんは向こうで待っています。だから、私を
 信用して、此処を開けてついてきてくれませんか?」

「遥香…どうする?」
俺は振り返って遥香に問う。
「でも私達の名前を知ってるって事は、黒騎さんからバレた
 って事だよね…?」
「そうだよな…」
「黒騎さんが私達の場所や名前を吐くとは考え難いと思うから
 この人は信用しても良いんじゃないかな……?」
一応遥香も戸惑ってはいるみたいだったが、ドアの向こうの相
手を信用したらしい。
俺もその言葉で決心した。

「分かりました。…でもその前に、貴方の名前を教えてくださ
 いませんか?」
「すみません、申し遅れました。私は、片瀬東海林。黒騎さん
 とは昔馴染みの者です」
「片瀬さん…分かりました。ちょっと待ってください」

ガチャンッ。
鍵を先程とは反対に回し、開ける。
そして扉が開かれる。
其処には、40代に見える、黒騎に負けないぐらい長身の男が立
っていた。
しかし黒騎の20代に見える顔立ちとは違い、目の前の男の顔に
は少し皺が目立ち始めている。
しかし威厳があって、精悍な顔立ちをしていた。
髪は染めているせいなのか、真っ黒だった。

「改めて、初めまして」
「どうも」
「初めまして…」
お互いが挨拶を交わす。

「それでは、私についてきてください」
そう言って男は、黒騎が消えていった方向へと歩いていった。
それを追うようにして俺達は飛んでいった。

[No42] 2010/04/28 23:59info


戦闘態勢

「…っっ!?」
俺は急いで彼女の顔から離れた。
自分でも、本当に思いがけない行動だった。
自分のしたことが一瞬理解できなかった。
彼女は何も動揺することなく、すやすやと眠っている。
俺は顔が赤くなるのを感じた。
こんなの、卑怯だ、と思った。
彼女は寝てて無防備なのに、こんな事をしてしまうなんて…。

そうして俺は彼女に背を向け、病室のドアを監視できるように
ドアの横の壁にもたれ掛かった。

「な…に、してんだ…俺……」
彼女はただの“契約者”であって、それ以上何も無い。

…何も無いんだ……っ!!

そんな事を考えながら、どれほど時間が経ったことだろう。
東にあった月が南西で輝いている。この醜い世界を懸命に照ら
している。この世界は決して汚くなんかないと言いたげに。

俺は軽く意識が遠のくのを感じていた。
多分、疲労と眠気でうたた寝をしてしまっていたのだろう。
その時だった。

コツッコツッコツッ……

ドアの外から微かに足音が聞こえてきた。
それはどんどん此方に向かっているようで、音も次第に大きく
なってくる。

まずい…敵か…それとも…黒騎なのか…。
とりあえず俺は遥香をすかさず起こした。
「遥香、起きろ。誰か来た…っ!」
「ん…っ!」
その声に飛び起きる遥香。
だてに人間と戦闘を繰り返してはいない。危険時にはいくら眠
くても起きられる。

俺は遥香を起こすと、またドアの前に戻った。
今度は剣をドアに向かって構える。
そして俺の後ろに遥香が立ち、戦闘態勢準備完了。
「遥香…一応窓の方も見とけよ」
「了解」
そう言って俺に背中を預け、遥香は窓の方に身体を向ける。

コツン……。
その足音は俺達の病室の前で止まった。

…さあ来い…っ!!


[No41] 2010/04/25 11:54info

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汚れた世界と綺麗な星空

「ごめん…ありがとう」
俺は初めて心から感謝の気持ちを声に出したと思う。
その声に遥香は先程とは打って変わって、安らかな笑みを
湛えながら俺を見た。
その表情を見て俺はどれほど安堵した事だろう。
何故か、泣きそうになった。

「遥香…意見を聞かせてほしい」
俺は力強く言った。
その言葉に対し、彼女も力強く頷く。

「これから、どうしたら良いか、なんだけど。このまま
 黒騎さんを待つか、それとも何処かに移動した方が良い
 のか…遥香はどう思う?」
彼女は少し悩んで
「其処にある病室で待つのはどう…?」
そう言って遥香は俺達の立っている場所から少し離れた場所に
ある病室の扉を指さした。
「分かった」
そうして俺達は其処で黒騎を待つ事を決めた。

ガラッ…。
静寂の音を切り裂く扉の音。
其処は一般的な1人用の病室。
部屋にはテレビとベッドが1つずつあった。
窓から漏れる月明かりが部屋全体を照らしている。
外を眺めれば、荒廃し薄汚れた街並の上空に、それと対照的に
美しく光り輝く三日月が目に入る。
空は晴れていて、曇った場所は何処にも見受けられない。
街に漏れる明かりは一切無い。
その為、満点の星空が一面に広がっていた。
空を見ていれば、この地上の風景が信じられないぐらいだ。
こんな汚れた世界の上に、これだけ綺麗な景色が広がっている
なんて。

「祐…」
気がつけば横に遥香が立っていて、俺を見ていた。
「綺麗だね…。人間と争ってる世界が嘘みたい…」
「ああ…そうだな…」

そういえば何時ぶりだろう。
こんなにのんびりと空を見たのは。
夜も昼も関係なく人間を殺してきた俺達は、地上に目を向けす
ぎて、この綺麗な空を見失っていたかもしれない。

ああ…どうして。
どうして人と“人間でない”俺達は争っているのだろうか…?
こんな綺麗な空の下で。

…考えてもみなかった。
当たり前すぎて、何もかも。

でも、これ以上考える気にはなれなかった。
あまりにも空が綺麗過ぎて忘れていたが、黒騎が帰ってこない
のは、此処は危険だという証拠だ。
これ以上感傷に浸るべきではない。
俺は窓際を離れ、病室の入り口へと向かう。

ガチャンッ。
とりあえず鍵をかける。
人間が安易に入ってこれないようにする為だ。
まあ…せいぜい3秒ももたないだろうが、攻められた時、その
3秒が命取りとなる。

俺は病室内に向き直って
「遥香、寝ろよ。此処は俺が見張っとくから」
窓の外を見ていた遥香に言った。
「え、良いよ…。祐こそ病人なんだし、私だけ寝るなんて…」
「遥香は戦闘能力なんて全然皆無なんだし、俺が寝るわけには
 いかない。だから、遥香は体力温存する為にも寝ておく必要
 があるんだ」
「でも……っ」
「良いから…」
俺は多分、凄く微笑んでいたと思う。
自分では分からないが、彼女に必要以上に安心感を与える
微笑を…。
「…分かった。おやすみ、祐」
そう言って彼女はベッドに横たわった。

それから5分も経たないうちに、彼女の寝息が聞こえてきた。
多分、俺の看病をしていたこともあり、あまり寝ていなかった
のだろう。

俺は遥香の寝ているベッドの際に立って、遥香を見下ろした。
彼女の綺麗な顔が月明かりに照らされている。
「…ありがとう、遥香…」
俺は無意識のうちに、彼女の頬にキスをしていた。

[No40] 2010/04/24 17:46info


ミス;

下の、
タイトル「初音さんへ」
名前「涼」です;;
[No39] 2010/04/24 17:10info

この名前はすべて同一人物の書き込みですマーク



匿名

わわわわっそんな事無いですよ///
まだまだ未熟なもので(>_<)
でもそう言っていただけて本当に嬉しいですっっ!!vv

いえいえ☆
私も誤字とかよくしてしまうので(^^;)←

頑張ります(*^^*)♪
[No38] 2010/04/24 17:06info


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