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真・リレー小説

ページ1

眠っちゃう姫

No.916
開始 2004/03/02 15:21
終了 2004/04/02 15:18
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5話

「・・・・ねぇ。」
あたしは紅茶を飲みながら野球の本を読んでいる瀬戸に話しかけた。
「何?」
瀬戸はまた振り返らずに返事した。
あぁ・・・あたし、何やってるんだろうなぁ。
「何で病気のこと知ってるの?」
どうしてだろう。なんでだろう・・・。
瀬戸と話すのあんなに嫌だったのに・・・・・・。
「言っても大丈夫?」
急に瀬戸がこっちを見た。
――少しドキッとした・・・・・。
「・・・ぇ。・・・・・・別に、大丈夫」
「・・・・・・そう。」
確認をとるとまた瀬戸は野球の本に視線を戻した。
・・・どうかしたの???
「母親。死んだ。それで。」
「な・・・何歳で・・・?」
「・・・・・・・26。」
あたし、あと12年後に・・・死ぬか・・・。
「・・・・そっか。・・・・ごめ・・聞い・・て」
水がほほを通り抜けた。
あたし・・・泣いてるんだ。
目が熱い・・・
あたし・・・泣いてるんだ。
声・・・出ないよ・・・
やっぱり・・・・・怖いよぉ・・・・
死ぬくらいだったら、今、死にたい・・・。
「でも、悩まなくてもいいんじゃん?」
そんな同情の言葉なんていらないのに・・・
それなのに瀬戸はそういって声をかけてきた。
「なん・・で?」
「治る方法、探せばいいじゃん。」
・・・・・・・何言ってんの?・・・この人。
「見つかるわけないじゃない。」
涙の後もすっかり消え、いつのまにか瀬戸をどこかで頼っていた。
「わかんないじゃん。やってみなきゃ。一緒に探そうって。」
「・・・でもっ」
「いいからっ。明日から探すよ。いいね」
瀬戸はなんでここまでしてくれるんだろう・・・。
ありがとう・・・さえ、言えなかった・・・。
「・・・うん。」
ここから病気との闘いは始まった。
[No9] 2004/03/04 18:14info

かなみ



投票した人

つまんない

なんか微妙じゃない?
[No8] 2004/03/04 14:33info


4話

「いつまでそうやってるつもり?」
瀬戸が口を開いた。
「・・・・・え。」
瀬戸の声を初めてまともに聞いた気がする。
あぁ・・・こんな声してるんだ。
「俺と話さないつもりなの?」
「・・・・・それは・・・」
あたしはうつむいた。言葉に詰まった。
意外に・・するどい・・・・こいつ。
「別にいいけど意地張るのもいい加減にすれば?」
あぁ・・・眠くなってきた・・。
体が・・・だるい・・・・・・・・・
足が・・・重いよ・・・
「意地なんか・・・はってんの・・そ・・・っち」
意識が遠くなる。力が抜ける。声が聞こえる。
あぁ・・・瀬戸の声かぁ・・・。
結構・・・気持ちのいい声だなぁ・・・・・・
あたしはその場に倒れた。死んだようにまた眠ってしまった。
瀬戸が声をかけ続けてくれてる・・・・。
案外、いいやつなのかもね・・?
「・・・・ん・・っ」
あたしはむっくり起き上がった。周りを見るとそこは結構殺風景な男の部屋だった。
「どこ・・ここ?」
パンダのようにまるくなりながらさっきまでの記憶をたどってみた。
んと・・・あたしは・・・えっと・・・
「あ・・起きたの?」
瀬戸がおぼんに紅茶をのせて部屋に入ってきた。
「ここは・・・」
「俺の部屋。アリガタク思イナサイ。」
「はぁ・・・どうも」
なんか最初と感じが違うような・・。
「とにかくまだ横になってろ。」
そういいつつ瀬戸は机の椅子に腰掛けた。
机には教科書とか参考書とか・・・。でも野球の本のほうが多かった。
「・・はい。」
あたしは小さく返事をして横になった。
窓の外を見ると・・・・
「えっもう夜!?」
「・・・あぁ、今日はまだ立てないはずだよ。お前原因不明のあの病気でしょ?」
「・・・・・・・・・なんで知ってんの!?」
「ま、今日は泊まってけ」
・・・・・・なに?この展開。
[No7] 2004/03/02 22:05info

かなみ



かなみ

3話

帰り道、あたしは決して瀬戸に話しかけなかった。話そうとは絶対しなかった。
「それにしても亜紀ちゃんって可愛いねぇ~」
それとは別に光秀くんは犬みたいにあたしの周りをうろちょろしてた。
「でしょぉ?あたしの自慢の親友!!性格も良し。」
「うっわマジで~?付き合いてぇ~っ」
なんだこの人たち・・・。テンション高い・・。
妙に今日は真菜も機嫌がよすぎるような。
そんな時・・
「趣味悪ッ。」
ボソッと瀬戸は言った。
・・・・・・・聞こえてるッツーの・・。
瀬戸はズボンのポケットに手を突っ込んで小石を蹴った。
ワンテンポ遅れて
「うるさっ」
負けじとあたしもボソッと言ってみた。
沈黙が生まれた。瀬戸がいけないんだよ。
あたしじゃないから・・・。
本当、瀬戸って嫌なやつ・・。
気がつくと、もう真菜との分かれ道に着いていた。
「あっ。亜紀、俊輔。ここでバイバイだね」
「・・・・・・えっ」
沈黙の中真菜が口を開いた。・・・でも、待って。
真菜と光秀君。 瀬戸とあたし。同じ・・・みち?
「じゃあね。」
「また明日~」
あっ二人が行っちゃう。焦りがでてきた。二人っきり!?拷問!?
「ば・・ばいばい。」
しぶしぶ分かれた。
「んじゃ。」
瀬戸も言った。
ちょっと・・待ってよ真菜・・・
二人はやっぱり・・嫌だよ・・・・。
[No6] 2004/03/02 21:30info


2話

男の子と素敵な恋がしたい。みんなが彼のこと自慢するみたいに
あたしにも・・・・・彼がほしいよ・・・。
「・・き・・あき・・・・・亜紀っ!!!!」
「は・・・はいぃぃぃい!!」
いつのまにか眠っていた・・・。
いつか、明日がないんじゃないかって怖くなる。
この病気のことは誰にも言ってない。
絶対・・みんな気、使うでしょ?
「もう終わったの?」
そう真菜に言いつつあたしはのびをうんとした。
「うん。待たせてゴメンね。・・・じゃあ、帰ろっか」
「・・・・・そだねっ。」
何事もなくサブバックを抱え、あたしは心の中で金成先輩に『さよなら』って
言っていた・・・。
「しっかし亜紀はよく寝るネェ」
「え・・・?」
下駄箱に向かう途中、真菜があたしに言ってきた。
いいたいけど、いえないや。ゴメン。真菜。
隠し事はなし、のあたし達なのに少し罪悪感があった。
「・・あっ俊輔!!!」
急に真菜が下駄箱に向かって走り出した。俊輔って人はあんまり知らないけど
多分、真菜の大切な人だと思う。
「俊輔!!部活終わり?」
「・・・・・あっ、きむ。」
俊輔とか言う人は靴紐を結んでいた。
なんか無愛想なヤツだなぁ・・・
第一印象は結構ランク下だった。あたしの中ではね・・・。
「亜紀。俊輔、あたしの幼馴染。」
急に真菜が紹介してきた。
俊輔っていう人はあたしのことを『いたのか』というような
目でじろっと見て、視線を靴紐にもどした。
「どーもっ」
イヤミな声で思わずあたしは俊輔とか言う人にあいさつしてみせた。
「こちらこそどーもっ」
人の顔も見ないで俊輔とか言う人はそっくり台詞を返してきた。
失礼なヤツ・・・。
「ねぇ、俊輔。秀光くんも誘って4人で帰ろうよ。」
・・・・・・げっ
なにを言うんだこの子は・・・。
「別に、いいけど」
そういうと俊輔とか言う人は立ち上がってあたしの方をちらっと見た。
そして、鼻で「へっ」と笑って見せた。
・・・・・むかつく・・・
同じ野球部でも金成先輩と大違いだよ・・
[No5] 2004/03/02 21:06info

かなみ



かなみ

投票した人さん(ぇ

さっそく感想(?)ありがとう!!
題名結構考えました(笑)
眠り姫が頭に浮かんだから眠っちゃう
にしちゃえ~っていう阿呆な考えです(爆
よかったらこれから読んでくださいね。
[No4] 2004/03/02 20:46info


1話

これからの人生。これからの楽しみ。これからの恋。
 
あたしにそんな先は・・・・もうない。
 
 
 
 
 
 
 
放課後の教室。ぽかぽかに晴れた今日。あたしは親友 真菜を待っていた。
「あっ!!金成先輩が打つ!!!」
あたしは真菜を待つ間憧れで大好きな野球部の金成先輩を見ていた。
窓辺にひじついて、まるでドラマのワンシーンのようだ。
「金成先輩と付き合えたらどんなにいいだろう・・」
静かな教室にぼそっと言った一言が少し響いた。私の心のように、なんかぽかんと広すぎる。
放課後の教室は何故か寂しげに見えるんだ。
「・・・・金成先輩・・・」
あたしは人を心から愛することを許されない。恋をしては絶対にいけない・・・。
逆に相手を傷つけるから。
物心ついたころ、お母さんに聞かされた。
小さな頃からよく寝ていたあたし。死んだように眠りこけていたあたし。
妙にたくさん寝すぎるあたしを心配になったお母さんが
病院につれていっちゃったらしい。何も言われず帰りたい、という母の願いは医師の言葉に
ひきさかれたって・・・。
『最近聞いたこと有るんですがね、原因不明の病気があるらしくて、
 その病気がこの亜紀さんの症状と一緒なんです。』
『え・・・・・』
なぁんにも分からないあたしは母に抱えられ、きょとんとしていたらしい。
『その病気が、歳をとるにつれ眠たくなる時間が長くなるらしくて
 結構若い時には永遠の眠りにつくという・・・』
『・・・・・・・・・・』
大切な可愛い娘・・・母は死神にとられた気分だった。
 
[No3] 2004/03/02 20:39info

かなみ



投票した人

すごく面白い

題名が面白そう。
[No2] 2004/03/02 17:22info


登場人物

眠っちゃう姫・主な登場人物
◎東城 亜紀 (とうじょう あき) 
 ある、特異体質を持っている 中学二年生
◎木村 真菜 (きむら まな)
 亜紀の小さい頃からの親友  中学二年生
◎瀬戸 俊輔 (せと しゅんすけ)
 真菜の幼馴染 亜紀の事を知らない 中学二年生
◎古嶋 隆史 (こじま たかし)
 亜紀の後輩 少し生意気    中学一年生
[No1] 2004/03/02 15:55info

かなみ


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