| 天球の南極付近にある小星座で、日本本土からでは全く見れないが、秋の夕方、南に低く見える鶴座のすぐ南方にあり、巨嘴鳥の嘴にあたる3等星が一つあるほか、みな暗い星ばかりであり、この星座名となっている鳥の姿を想像するのは相当困難である。しかし、図形的に見ると、γ、ζ、βの作る長い三角形の部分から、一つだけ明るいα星がとび出していて、この鳥の不つり合いに大きなくちばしを印象的に想像することはできる。この星座を頭上近く仰ぐあたりで、空気が澄んだ場所から見れば、案外、巨嘴鳥の姿が星を結んで想像できるかも知れないと思う。この星座は、ドイツの天文学者ヨーハン・バイアーがひろめたもので、1603年に出版された星図『Uranometria』に記されている。 |
| 星座名 | 巨嘴鳥 |
|---|---|
| ふりがな | きょしちょう |
| 学名 | Tucana |
| 略 | Tuc |
| 所有格 | Tucanae |
| 設定者 | バイエル |
| 20時正中 | 11月中旬 |
| 面積 | 294.6 |
| 肉眼星数 | 34 |
| 赤経 | 23時42分 |
| 赤緯 | -66° |