| 夏の夜空に輝く星座のうち、何といっても代表的なのが、この蠍座である。暑い夏の一日が暮れると、南の地平線からあまり高くないところに、大小の星がたくさん瞬いているが、そのうちで天の川の西(右手)にローマ文字のS字形に並ぶ一群の星が、この蠍座で、古くから、黄道上の第8星座として重要視され、特に1等星アンタレスの赤い光と、蠍の尾にまたたく2個の星が印象的である。この星座は、七夕の星々のように、天頂を仰がなければ見えないというものでなく、夕涼みの団地の南向きの窓からでも、楽に見ることができ、しかも、夏の間だけ、宵の空に見えるだけであるから、いっそう夏の星座にふさわしいと言えよう。日本では「魚つり星」「鯛つり星」「漁星」などと呼ばれていた。 |
| 星座名 | 蠍 |
|---|---|
| ふりがな | さそり |
| 学名 | Scorpius |
| 略 | Sco |
| 所有格 | Scorpii |
| 設定者 | プトレマイオス |
| 20時正中 | 7月下旬 |
| 面積 | 497 |
| 肉眼星数 | 125 |
| 赤経 | 16時20分 |
| 赤緯 | -27° |