| 初夏のころの夕方、南の空にくる星座で、西(右)どなりは乙女座、東(左)どなりは蠍座で、その中間にあるが、星はみな3等星以下である。古代ギリシア人はこの部分を蠍座のはさみと見ており、天秤座となったのはやや後の紀元前1世紀ごろといわれている。星の並び方の形の上からは、天秤を想像するのは困難だが、歳差現象のため現在は西どなりの乙女座に移っている秋分点が、当時この天秤座の中にあったため、昼夜の長さが等しくなることを天秤で表現したとみられる。そして、その過渡期には、蠍座のはさみと天秤と両方の名で呼ばれた時期があり、たとえば紀元前1世紀のローマの史家ヒギヌスは「Dimidia pars Scorpionis(蠍の一部の平分)」と記していて、この名称が紀元前後にかけてしだいに確立したことを示している。 |
| 星座名 | 天秤 |
|---|---|
| ふりがな | てんびん |
| 学名 | Libra |
| 略 | Lib |
| 所有格 | Librae |
| 設定者 | プトレマイオス |
| 20時正中 | 7月上旬 |
| 面積 | 538 |
| 肉眼星数 | 62 |
| 赤経 | 15時07分 |
| 赤緯 | -15° |