| 夏から秋にかけて、頭上を通る天の川の流れに浸り、琴座α星ベガと鷲座α星アルタイルという七夕の恋人同士たちの間をとりもつように、雄大な十字形を描くのがこの白鳥座で、1等星デネブをはじめ多数の星々をもつ大星座である。古代フェニキア人も、エジプト人も、またギリシアの人々も、この星座を翼をひろげて北から南に飛んでゆく雄大な鳥の姿と見ていた。紀元前3世紀ごろのギリシアの詩人アラトスはその星座詩『ファイノメナ(星空)』の中で、この星座を「アイオロス(速い)」という形容詞をつけて「キュクノス(白鳥)」として表現している。日本では「十文字」と呼ぶ地方がある。また一般に南十字(南十字座)に対して「北十字(Northern Cross)」の名で親しまれている。 |
| 星座名 | 白鳥 |
|---|---|
| ふりがな | はくちょう |
| 学名 | Cygnus |
| 略 | Cyg |
| 所有格 | Cygni |
| 設定者 | プトレマイオス |
| 20時正中 | 9月下旬 |
| 面積 | 804 |
| 肉眼星数 | 184 |
| 赤経 | 20時35分 |
| 赤緯 | +43° |