| 七夕の「ひこぼし」といただくこの星座は天の川の東側、白鳥座の南にある大きな星座で、20時正中は9月上旬になっているが、やはり、七夕の「おりひめ」を持つ琴座と一対として、夏の星座のように考えられることが多いようである。この星座を天翔ける鳥の姿として見ることは、紀元前1200年のバビロニアにすでにその例があり、中近東の古代文明の諸国では、いずれも同様の見方をしている。しかしギリシアの紀元前3世紀の詩人アラトスはその星座詩『ファイノメナ(星空)』の中で、鷲座を”形は小さいが・・・”という言葉を用いてうたっていることから、少なくともこの時代の鷲座は、今日の鷲座のような広い星座ではなく、ごく小さな星座(今日の鷲座のα、β、γ星と推測される)と考えられていたことがわかる。 |
| 星座名 | 鷲 |
|---|---|
| ふりがな | わし |
| 学名 | Aquila |
| 略 | Aql |
| 所有格 | Aquilae |
| 設定者 | プトレマイオス |
| 20時正中 | 9月上旬 |
| 面積 | 652 |
| 肉眼星数 | 85 |
| 赤経 | 19時38分 |
| 赤緯 | +03° |