天体幻想曲
天馬ペガスス


コリントの王子ベレロフォンは、父の死後、ティリンス王の宮殿に身を寄せていました。ある日、王の義弟ルキア王が、国を悩ます怪物キメラを退治する勇士を求めてきました。ティリンス王は、ベレロフォンをおだてて、ルキア王の所へ送りました。ベレロフォンは予言者に教えられ、アテナ女神の社でおこもりをしました。すると、夢に女神が現れ、金のくつわを授け、「ペガススは、ピレーネの泉の水を飲みにくるから、そこに行くがいい。」と教えました。その泉に行って待ってると、天馬が空から舞い降りたので、くつわをかけてやると、ひどくいさんで背に乗れと促しました。ベレロフォンはそれにまたがって、高い空を飛んでキメラの住みかに着きました。そして10本目の矢ようやくで怪物を倒して再び天馬に乗って帰っていきました。ルキア王はこの武勇に驚いて、ベレロフォンに王女をめあわせ、王位を継がせました。ところが、ベレロフォンは、だんだん自分の武勇をおごるようになって、ついには天馬に乗って、オリンポス山へ上ろうとしました。そこで、大神ゼウスはアブを放ち、天馬を刺させたので、天馬はベレロフォンを振り落とし、そのまま空に駆け上がって、この星座になりました。


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