天体幻想曲
天の猟人


ある時、オリオンは、オイノピオン王の娘を妻にもらおうと、その島を荒らしていた大獅子を打ち殺し、王に申し込みました。しかし、乱暴を働いたので、王はオリオンを酒で酔わし、目を潰してから海岸に捨てました。盲になったオリオンは、かじ屋の神ヘーファイストスの工場で鉄を打っている音を頼りに、レムノスの島にたどり着きました。ヘーファイストスは、彼をあわれんで、弟子に東に運ばせ、日の神ヘリオスに目が見えるようにしてもらいました。それからオリオンは、月と狩りの女神アルテミスに従って猟人となり、彼女に愛されました。女神の兄アポロンは、それが気に入らないので、ある日、オリオンが頭だけ出して海を歩いているの見つけ、金色の光を浴びせておいて、妹に、「おまえの腕前では、あの光っているものを射られまい。」と言いました。女神はそれがオリオンとは知らず、弓と矢でそれを射ると、矢はあたりましたが、岸に打ち上げられたのが、愛する猟人だったので、ひどく悲しみました。それで大神ゼウスに願って、オリオンを空に上げてもらいました。


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