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天王星は、土星の外側の軌道を回る惑星で、1781年、イギリスのW.ハーシェルによって発見された。軌道長半径は19.2184天文単位で、太陽からの距離は約28億6000万km、離心率は0.0463、軌道傾斜角は0.773で、およそ84年の周期で公転している。天王星の特徴は、自転軸がほぼ垂直に横倒しになって傾いていること。そのため、北極や南極を太陽のほうに向けて回転している。自転周期は0.718日。表面のスペクトルは、土星より強いメタンの吸収帯が認められる。しかし、大部分は水素とヘリウムと考えられる。赤道半径は2万5559kmで、地球のほぼ4倍の大きさがあるが、地球からかなり離れているため、視直径は平均で3.8秒ほどしかない。極大光度は5.3等なので肉眼でも見えるが、あらかじめ位置をつかんでおけば、双眼鏡で簡単に見つけ出せる。また、青味がかった円盤像を見るには、口径8cm150倍がほしい。1995年現在、いて座とやぎ座の境界近くに位置している。天王星には15個の衛星が知られているが、そのうち、次の5つの衛星はこれまで知られていたものである。すなわち、1787年にイギリスのW.ハーシェルが発見したチタニアとオベロン。1851年にイギリスのW.ラッセルが発見したアリエルとウンブリエル。それに1948年にアメリカのG.P.カイパー発見したミランダである。それ以外の10個の衛星は、いずれも1986年にアメリカの惑星探査機ボイジャー2号が発見したものである。今日では、天王星にも輪があることが知られている。1977年、天王星による恒星食を、飛行機と地上からの観測で発見したもので、11本の輪に名前がつけられている。輪はきわめて細い。
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