| 天の黄道は12の星座を通っていて、黄道上を進む太陽は、各星座をだいたい1ヶ月に1星座の割合で通過し、12ヶ月で一巡りしてもとの星座に戻っていく。星座は順に、魚、牡羊、牡牛、双子、蟹、獅子、乙女、天秤、蠍、、射手、山羊、水瓶の諸星座である。これらの黄道星座を連ねた天の帯域を、黄道帯または、獣帯という。獣帯というのは動物をかたどった星座が多いからであろう。黄道12星座の歴史は現行の88星座の中で最も古く、それは古代オリエントの人類文化発祥とともに始まっている。西洋では昔それぞれの星座に宮を考えて、これを黄道十二宮という。太陽が毎月、一つの宮に滞在しては、次の宮に移ると考えたものである。第一の宮を白羊宮というが、これは当時春分点が牡羊座にあったからである。第十二番目の宮の名は双魚宮といい、魚座を示していたが、現在の春分点は歳差のために、この魚座に移ってしまっている。黄道十二宮は東洋の十二支に相当するもので、占いなどに用いられる。 |