| 黒点は太陽の光球に現れる現象の一つである。初めて望遠鏡で観測したガリレイは、黒点の移動から太陽の時点を発見しその周期を測った。黒点は小は直径1000km以下で、数時間の寿命のものから大は直径数10万kmにも達して数ヶ月もつづくものがあり、その現れ方には黒点相対数やちょう型図に示されるように、ほぼ一定の法則がある。微小黒点ではわかりにくいが、黒点は暗部とそれをとりまいて放射状の模様をもつ半暗部からなる。これは光球上に生じた低温の場所が周囲より1000〜1500°ほど低温のために、見かけ上暗く見えるのである。黒点には必ず磁場が観測され、低温であるのは内部からの対流伝達が磁場によりじゃまされるためと考えられる。黒点は一般に磁場がNとSの東西にならんだ対の2黒点としてあらわれるが、NSのならび方は南北両半球で逆である。そして約11年の黒点数増減周期ごとに、南北両半球ともそのNSの並び方がすっかり交代する。すなわち磁場から見た太陽活動周期は11年ではなく約22年である。(→黒点相対数、→ちょう型図) |