スペクトル
すぺくとる

光などの電磁波を、分光器で波長の違いに分けた時に、その波長の順に並ぶ。この順番に並んだ光の列をスペクトルという。スペクトルは1666年にニュートンが、太陽の光をプリズムで7色に分けて観測したことによって知られた。スペクトルは可視光線だけにあるのではなくて、電波、赤外線、紫外線、X線にもある。スペクトルには波長の順に連続して並んだ連続スペクトルと、不連続のものがあって、不連続スペクトルはバンドスペクトルと輝線スペクトルに分けられる。輝線スペクトルは中性またはイオン化した原子から出るので原子スペクトルといい、バンドスペクトルは元素や化合物の分子から出るので分子スペクトルともいう。スペクトル観測は、物質の性質や量を知るためにはぜひともしなくてはならない重要な観測である。

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