| 地心を通り地軸に垂直な平面が地球表面と交わる円周が地球の赤道である。同様に一般に自転する天体にもそれぞれの赤道がある。観測者を通り地球の赤道面に平行なすべての平面は、天球上の同一大円で交わる。これを天の赤道という。地球と同じように、天球も赤道面で北半球と南半球に二分されるが、天の場合にはそれぞれ北天、南天という。赤道面は天球の回転軸すなわち天の南北両極を通る軸に垂直であるから、日周運動をする星は北極距離90°すなわち赤道上の星のみが大円上を運動し、ほかは赤道に平行な小円に沿ってまわる。地球の北極点の天頂が天の北極であるように、地球の赤道上の土地の天頂は天の赤道上にある。太陽の天球上の通り道黄道は、赤道を中心として南北に23.4°以上はなれることがなく、太陽は春、秋分にはちょうど赤道上を通る。このとき地球の赤道上では太陽の南中が天頂でおこるから、地面に垂直に立てた棒には影が生じないことになる。赤道や黄道の赤とか黄の由来ははっきりしないが、太陽にあることは明らかで、月の白道に対応している。 |