| 太陽系の主星。半径は6.96×10の5乗km、質量2×10の33乗g、平均比重1.4の天体で、赤道重力は地球の28倍、平均11年周期で活動を消長する。極大光度は−26.74等、絶対等級4.83等、恒星としては主系列の星で大きさも明るさもまったくふつうの平均な星である。スペクトル型はG2V、表面の有効温度は約5800°である。毎秒3.8×10の33乗エルグのエネルギーを四方空間に放射し続けているが、そのエネルギーは500万度という超高温の中心部で行なわれている水素−ヘリウム核融合反応によってまかなわれており、約50億年前に生まれて、現在はその進化の中期にさしかかっている。エネルギー源の水素は、少なくともあと50億年はもやし続けるくらいあると推定される。彩層という上層大気、コロナという超高層大気に包まれて、その表面には磁場と関連の大きいさまざまの現象が見られる。太陽の観測研究は一般の恒星の研究の基礎であり、物理学への貢献も大きい。最近はプラズマ太陽風をはじめとして、その放射の地球への影響もさかんに研究されている。 |