| 銀河系外星雲の多くは、形がうず巻であることから、星雲の距離がわからなかった時代は全て一括してうず巻星雲と呼ばれた。1920年頃シャプリー、ハップルらによって、これらうず巻星雲は銀河系よりもはるか遠方のものであることがわかり、楕円星雲などとともに銀河系外星雲とよばれるようになった。うず巻星雲には中心核付近から、ただちにうず巻き状の腕のでているふつうのうず巻星雲と、中心核をつらぬく棒状の部分の両端から、うず巻腕のでている棒うず巻星雲とがある。ふつうのうず巻星雲は、銀河系星雲の8割近くをしめており、うず巻腕の開き方、腕の部分が星に分かれている程度によってS0、Sa、Sb、Scに分類する。S0は腕の開かないもの、Scがもっとも開いた星雲である。これはさらに1、2、3などの数字をつけて細分類される。棒うず巻星雲は銀河系星雲の15%をしめる。腕の開き加減によって、SB0、SBa、SBb、SBcにわける。SBcが最も開いたものである。このようなうず巻星雲の腕の開き具合は、星雲を構成している星の性質や星雲の年齢と関係があると思われるが、決定的なことはまだわかっていない。 |