| 全ての物質とエネルギーの存在する限りの空間をいう。時には空間の広がりだけではなく、時間の連続も含めた意味にも使われるが、ふつうは星を含む全空間をよぶことが多い。近頃使われる宇宙科学や宇宙開発という場合の宇宙は、人間の力で到達が可能と見られる狭い意味の空間である。現在大望遠鏡で観測される最も距離の遠い星雲団は、うみへび座星雲団で20〜30億光年、また遠い電波星雲まではうしかい座の3C295の30〜50億光年、準星のうちの最も遠い3C9は、80から100億光年といわれる。これが現在天文学的に観測される宇宙のはてである。遠い星雲は我々から大きな速度で遠ざかっており、この後退速度が光の速度と同じ速さになると、我々はもはやその天体を観測することができなくなる。これが理論的にいって我々の観測可能な宇宙のはてで、150億光年か、もうちょっとさきといわれている。 |