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サガシモノを見つけに。
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サガシモノを見つけに。
No.710
開始 2004/01/02 02:46
終了 2005/01/02 02:44
1位.
面白い!
54.5%
(6票)
2位.
つまんない
45.5%
(5票)
3位.
新人です。どうぞよろしく!^^
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投票期間:開始
2004/01/02 02:46
投票期間:終了
2005/01/02 02:44
BBS書込み数
40件
投票者コメント数
0件
投票者数
11人
おすすめ者数
6人
40件 4/4
[ BBSメッセージ ]
登場人物
(しずく)
葉原 澪(はばら・みお) ●高2で主人公。 ●年よりちょっと大人っぽくて、明るく友達思い。 ●人を引っ張っていくリーダーシップのような物がある。 ●結構美人。 ●何か悩みを抱えているらしく時々暗い顔を見せる。 今期生徒会・会長。 時田 遼平(ときた・りょうへい) ●高2。 ●真面目では決して無いが、とにかく物凄く元気で明るい。優しい。 ●結構な問題児だが、根は気のいいヤツでクラスの人気者で、人懐っこい。 ●両性にモテるタイプ。 今期生徒会・副会長。 笹倉 亜里沙(ささくら・ありさ) ●高2。 ●かなり横暴で自分勝手なお嬢。しかし人前ではブリッコで、裏で陰険な手を使うところがある。 ●女子には嫌われているが、ブッてる上にかなり美人なので異性にモテまくっている。 ●遼平が好き。 今期生徒会・会計。 飯塚 秋人(いいづか・あきと) ●高2。 ●真面目な優等生タイプ。が、気取ってなく、思いやりがあって親切。 ●頼りにされ、人望がある。 今期生徒会・書記。 小西 真由(こにし・まゆ) ●高2。 ●素直で優しく、前向きなタイプ。 ●澪の中学の頃からの親友。同姓の友達は何気に結構いたりする。 島谷 裕作(しまたに・ゆうさく) ●高校教師。39歳。独身。 ●性格悪すぎで生徒に嫌われまくっている男教師。ちなみに国語。 ●遼平を目の敵にしていて、事あるごとにいろいろと嫌味を言う。 +++ 今年の後期の生徒会が発足。集まったのは四人。 この話の中心はこの四人です。 まだ小説を書き始めたばかりなので、上手く書けるかどうかは分かりませんが、一生懸命やります。 もし良かったら、読んでください!(^∀^*)ノ
サガシモノを見つけに。【プロローグ】
(雫)
一生の時間をかけて 迷い続けながら あたしはずっと何かを 探し続けるような気がする。 シアワセな明日を 願いながら。
雫さん
(さの)
プロローグだけですが凄く楽しみです。 頑張ってください。
さのさん
(雫)
あ・・ありがとうございますっ!!。゚+.(´∀`*)゚+.゚ そう言ってもらえて嬉しいですv さのさんのご期待にこたえられるように、一生懸命書いて行きたいと思います(´∀`) どうぞよろしくお願いします。
サガシモノを見つけに。【1】
(雫)
誰にも言えないことがある。 一生言わずに笑い続ける。 ・・いつだって怯えながら。 何かを望みながら。 + ざわざわ、ざわざわと耳をくすぐる騒めきが体育館の中に響いている。 ――今、この湖北高校では全校生徒が体育館の中にすし詰めになって、今年の、後期の生徒会選挙が行われてる最中だ。 生徒会長、副会長、書記、会計の四人が投票で選ばれるという仕組み。 そしてたった今から、開票が始まる。 立候補してるのは九人。二分の一にもならない確立。 立候補している人たちは全員、固まった顔をして立候補者席のパイプ椅子に腰掛けて――・・・ そしてあたし、葉原澪も、その一人・・なんだ。 (・・・。・・・ぁぁぁぁ・・。あああああああああああああああもう緊張するッ!!! さっさと発表してよーー!!もーー!!) 内心緊張と不安が怒りに変わって、もう叫びたいくらいの勢いだけど、あたしは顔は平然と椅子に腰掛けていた。 「それでは、開票結果を発表します」 舞台に上がった、選挙実行委員会委員長とやらの男子が重々しい口調でそう告げる。 「票数の多い順に、会長、副会長、書記、会計となります」 (うわーお願い・・せめて会計にでも・・。) 困ったときの、神頼み――ってヤツだろうか。 折角立候補して、クラスメートと一緒にココまで頑張ってきたんだ。せめて会計にくらいなれないと、クラスのみんなに申し訳がたたない。 けれど恐らく、あたしを含めた立候補者全員がそう思っているんだろう。 その思いは、必ず九人中五人は破られる。生徒会の席は、たった四つしか無いんだから。 「――発表します」 開かれる、名前も知らない委員長のややささくれた唇。 会計でもいい。会長なんて高望みしないから。お願いします何でもいい! 「会長。2年、葉原澪さん」 何でもいいから!!! 「・・・」 「会長の葉原さん、どうぞ、舞台の上にきてください」 「・・・・・・・・・・・・・あたし?」 思わずこぼれたマヌケ極まりない声に、くすくすと妙な笑いが漏れ聞こえる。そのマヌケな声でマヌケな質問をされた可哀相な委員長は、予想外のことに驚いたように眉をひそめ、一言、 「――葉原澪さん。全校生徒620人中、得票数124票。トップです」 「・・・・・」 会長?トップ? ほんとに? 「・・凄い」 ――その真実を、しっかりと心で噛み締めたその瞬間、あふれるような喜びが満ちてきた。 みんなの、あたしの、その努力が報われたこと。それもこんな最高のかたちで。 「・・・ありがとうございます・・!!!」 「はい。どうも。舞台へどうぞ」 その委員長の言葉と共に、祝福してくれるような拍手が起こった。あたしのクラスの、2-Dの手のたたく音は、とくに強くて。 嬉しかった。 「――・・やった」 あたしは出来る限りの笑顔をみんなに向けて、タトンタトンと静かに階段を登る。硬い木の感触がやけに印象的だった。 そしてあたしが中央の会長と書かれた椅子に座ると、そのちょうど前に立つ委員長はまた口を開く。 「次に副会長です。2年。時田遼平くん」 「おっしゃーーーー!!!」 途端、2-Dの隣のクラスからは猛烈な歓声が。そして副会長という時田とかいう人は物凄い勢いでガッツポーズを決めた。 「俺は副会長ーー!!!!!」 (うわっ、すごっ!w) 応援演説のときも思ったけど、この時田とかいう人――とにかく何というかつまり・・・超のつく元気者。 顔立ちは割とクールっぽいくせに、何というか。・・面白い人かも。 思わず、にまっと笑みが浮かんでくる。 そして一人で大喜びしつつ、物凄いスピードで舞台まで上がってきた「副会長」に、あたしはにこっと笑みを向けてみた。 「おめでとう!よろしくねっ副会長」 するとその声にあたしの方に顔を向けた「副会長」は、バシンとあたしの背中をブッ叩く。 (いだっ) 「よろしくな!会長。頑張ろうな」 「・・当たり前!出来る限りのことぜーんぶやるわ」 「おっ、大きく出たな会長!」 ずっと先、あたしはこの時を思い返すことになる。 始めて交わした会話。 始めて触れられた場所。 始めてあたしに向けられた笑顔。
サガシモノを見つけに。【2】
(雫)
――そして、書記、会計の発表と続く。 書記はいかにも真面目そうな、でも優しそうな男の人。飯塚秋人というらしい。 会計はとにかくそこらのアイドルなんてメじゃない程の美人。名前は、笹原亜里沙。 発表を終えたあと、今までマイクを握っていた委員長がふとあたしの方を振り返り、告げる。 「会長。一言お願いします」 「―あ、はい」 拍手と、2-Dの友達が向けてくれる熱い歓声にあおりたてられ、あたしは高鳴る気持ちでぎゅっとマイクを握り締める。 さあ、第一歩だ。 何を言おうか。 「・・・皆さん、本当に・・ありがとうございます!! 今、ここに立つためにあたしはこれまで頑張ってきたんです。 それが叶ったのは、皆さんが・・あ、そうじゃない人の方が多いけど・・あはは、あたしに票を入れてくれたからなんです。 素直に言います。ありがとう。 あたしの――・・会長としての目標は。すれ違う人、この沢山の生徒の中で、一人でも沢山の人と・・笑顔を向け合うことです。 ・・つまり。こんなに沢山の時間、こんなに沢山の人と同じ校舎の中で過ごすんだから。 一人でも沢山の人と、友達になってほしい。あたしもなりたい。そしたら、すごく楽しい学校になると思うんです。 ・・・・・・・来て楽しい学校。振り返ればいつだって、話せる相手が居る学校。 そんな学校をつくる手伝いをする事が出来たら、こんな嬉しいこと――ないです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・友達を作ろう。輪を広げよう」 あたしは瞬間、にやりと笑って拳を振り上げ、叫ぶ。 ・・・・・・恥なんかこの際捨ててやる。 「みんなニコニコ計画ーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」 思いっきり叫んだあと、あたしに拍手をしてくれた。 みんな笑ってたら、こんなに嬉しいことはない。 ・・・・・・・・・・・・・本当の意味で、笑顔で。 あたしは本気ではどうしても。笑えない。 (・・・・・・・・・・・考えるな。澪) 「・・・・・・・・おし、頑張るぞ!」 マイクを委員長に返しながらつぶやいた台詞は、自分の心へ向けて。 笑みながら軽く拍手をしてくれている、副会長と書記。 「会長。良かったぜ」 「・・どーもありがと。副会長」 ――ここから全てが、始まる。
面白い!
(項目追加した人)
続き気になるかも!!頑張ってくださいなぁ♪
雫さん
(まこと)
今読ませて頂きました! 驚きました。本当に新人さんなんですか!?って感じで・・ 凄く上手いです。 私的に気になるのは島谷 裕作です。遼平との関係とかが楽しみですよww 時々カキコするんでwwこれからも読ませてもらいます。
下手
(りゃくちゃん)
やば・・・あんた・・・下手・・・ 下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手下手
項目追加した人さん、まことさん、りゃくちゃんさん
(雫)
≫項目追加した人さん ありがとうございます!! 続き楽しみなんて言ってもらって・・!!・゚・(ノД`)・゚・ あなたのおかげで私は書く気が滅茶苦茶湧いてきました(´∀`) どうぞこれからもよろしくお願いします!! ≫まことさん 初めまして!雫といいます。 あの、まことさんの小説、いつも読ませてもらってます(´∀`) あんな素敵な話書けるなんて凄いなぁっていつも楽しませてもらってます!! その上、こんなところまで来てもらってありがとうございます・゚・(ノД`)・゚・ 思いっきり新人ですよ・・。いつまでたっても下手クソです・・。 でも、これから頑張って書いていきたいですw ほんっとーにありがとうございます!! あ、島谷裕作ですか・・。登場人物で嫌なヤツって思いっきり書いてありますよね(笑) なんか、そういう風に言ってもらえたのがすごく嬉しかったので、三話に無理矢理登場させてしまって・・あはは。 とにかく、良かったら島谷の出てくる三話も良かったら見てください、みたいな感じです・・(爆) まことさんも見てくださっていると思うと、ほんとに凄く励みになります。 まことさんさえ良かったら、また書き込みに来てやって下さい。゚+.(´∀`*)゚+.゚ ≫りゃくちゃんさん 初めまして、雫といいます。 ご意見ありがとうございます(´∀`) その通り、下手くそなのでこれから頑張っていきたいと思ってますw また良かったら、手厳しい指摘お待ちしてます。 すごく参考になると思うんです・・!! では。
雫s>
(笑華)
こんにちわ~・・・笑華ともうすものです。894で 小説をかいてるものです・・・いやはや上手すぎです な、なんで・・・サガシモノをみつけに・・・・ くっはぁ・・・グッとくる題名です。お話も上手いです。ずっと期待してるんで頑張ってください!!! 失礼ですが、894の小説見に来てくれると嬉しいです・・・でぃわ
訂正
(笑華)
読みにくい文があったんで訂正です・・・ 上手すぎですな、なんで・・・・ サガシモノをみつけに・・・く~・・・ という感じです・・・でぃわでぃわ
笑華さん
(雫)
初めまして、雫といいます。 ・・というかなんというか・・嬉しいメッセージありがとうございます!!。゚+.(´∀`*)゚+.゚ そんな風に言ってもらっていいものなんでしょうか・・・とにかく、ありがとうございます。 上手くなんか無いですよ、最近書き始めたばっかりなので(汗) 皆さんの小説を色々と見させてもらって、勉強してますw なので、笑華さんの小説も早速見にいかせてもらいますねヽ(´∀`*) 先にちょっと題名を見てきたんですが、そちらこそ凄く面白そうな題名で・・。 なんか、やっぱりタイトルって大事だよなぁって思いましたw 読むのが今から楽しみです(´∀`) 全部読み切れたら、感想なんか書かせてもらってしまうかもしれません・・! 私のタイトルは・・まあ一応考えて付けたので、なんか気に入ってもらえて・・嬉しいです。 ありがとうございます!!O(≧▽≦) 話の方はほんとにまだまだ全然ダメダメって感じですけどw でもご期待にこたえられるように全力で書くので、また読んでやってください・・! それでは。また来てもらえるのを楽しみにしています。
面白いですっ!
(きゆ)
はじめまして!きゆと言います(^^ いきなりなんですけど、すごく面白いです! もう本当に新人さんなのか疑ってしまうほど(ぇ)ですっ。 「サガシモノ」が何なのか、これからの展開がすごく気になります! これからちょくちょく書き込みに来ます(^^; 続き、頑張って下さい!!
サガシモノを見つけに。【3】
(雫)
「・・・・・」 (たりーな) ぼんやりと、外に輝く太陽を眺めながら遼平は一つ大きくあくびをした。窓際のこの席と、九月半ばのまばゆいばかりの日差し。 退屈な授業。国語。文法なんかどうでもいい。 (しかも教師は陰険だし、誰がこんな授業真面目に受けるかってんだよな) こんな事が、将来何の役に立つ? ――そんなことを思うこともたびたび、あった。 「・・・・・」 生徒を困らせて楽しんでいるとしか思えないほどのスピードで進む授業など、遼平の耳には全くと言っていいほど入ってはいない。 遼平の頭に浮かぶのは、昨日行われた後期生徒会の当選者の発表のシーンだった。 (・・副会長とはな。全く。俺にしては頑張ったよな) 思いっきり自画自賛してみながら、ふと思いつくのは黒髪の生徒会長。 余裕のある態度や表情の中に、なんともいえない、「当選できて嬉しい」というような喜びがあって好感が持てた。 (それにしても濃いメンツだよなぁ・・) 秀才と名の高い飯塚秋人に、絶世の美人と名の高い笹原亜里沙。そしてお調子者と名の高い・・・自分・・。 ――葉原澪は、特に有名だった訳でも目立っていた訳でもなかった。 ただ――・・何かがあった。 力強く感じるリーダーシップ。 そしてもしこの仕事に就けるのなら、自分の全てを投げ打ってでもやり遂げる、と言っても過言ではない「意志」のようなもの。 ・・・・・・・・・なりたい、と言っても。半年の間だけの生徒会長なのに。 「・・・・面白くなりそう、だな」 「何が面白いんだ?」 「・・・・・・・・・・」 (げ・・) 視界には入らない場所から聞こえたねちっこい嫌味な声に、遼平は口角をひきつらせた。ゆっくりと声の方向に頭を向ける。 案の定の顔が――・・国語教師島谷裕作の顔が、そこにあった。 「なぁ時田。俺の授業はそんなにつまらないか?」 「物凄くファンキーで心を奪われますよ先生」 その一言に島谷の顔は引きつり、クラスメート達の中から堪えきれない忍び笑いがおこる。 「・・・教師をおちょくって楽しいか?問題児が」 「ハイ先生」 「・・・・ハッ。こんなバカが副会長とは、この湖北高校も落ちたものだな」 「ハッ。こんなバカが教師とは、この湖北高校も落ちたものだな」 ガァンッ! 瞬間、物凄い勢いで叩きつけられた島谷の足が、遼平の机を倒す。遼平の方に倒れてきたので、どこかで打ったのか、遼平はわずかに顔をしかめる。 「・・いて」 「貴様のその人を小馬鹿にした態度がどうしようもなく気にさわる」 「・・・・・・・・・・・・・いいから授業続けろよ。お前教師だろ。生徒と喧嘩してる場合か」 ジロッと本気で島谷をにらみつけてみると、島谷はフンと遼平を鼻で笑い、教壇に戻っていった。 このクラスの国語を担当するようになってから、何かにつけて自分に嫌味を言ってくる島谷。 (・・ったく。俺が何したってんだよあの問題教師がっ!) イライラと理由もなく物凄いスピードでシャーペンの芯を出したりしてみながら、唇を固く結ぶ。 アイツを見返してやれるほどの仕事をしてやろうじゃないか。 そう思ってみる。
サガシモノを見つけに。【4】
(雫)
授業終了後の十分休憩。 「時田くんっv」 ポンと肩を叩かれた遼平は、声の主の方に視線を向け、軽く笑った。 「おー笹原」 「生徒会一緒だねぇ。お互い頑張ろうね。私、精一杯やるからっ」 そう言って明るく笑む笹原亜里沙に、遼平もニカッと笑って亜里沙の肩を叩き、 「頼もしいじゃん!頑張ろうぜ!!俺もこんな美人と一緒にやれてラッキー!!」 とか冗談めいた台詞を吐いてみる。 「アハッ、私美人なんかじゃないよぉ」 恥ずかしそうに頬を染めたりしてみる亜里沙は、やはりかなり可愛らしい顔をしている。 「おい遼平~。さっき島谷に喧嘩売られてたなぁ」 二人の会話にひょっこり顔を出してきて言ってきたクラスメートに、遼平は屈託なく笑いながら、 「そーなんだよ全く!!ちょっと髪ヤバイくせにフサフサの俺にちょっかい出すなってんだよな!」 「ぎゃはは!髪は関係ねーだろ遼平」 「おい遼平、笹原さんにちょっかい出すんじゃねーぞー!」 「え、ヤダ、私ちょっかいなんか出されてないよ~」 途端に賑わいだす遼平の机のまわり――笹原亜里沙は、しょっちゅうこうやって男子の輪の中に一人混じっている。 男子と騒ぐというタイプでもないのだが、まあ一つのアイドル的存在というヤツだろう。 本気で亜里沙に惚れてるという男子も少なくないのかもしれない。 「お前はいいよなー。笹原さんと一緒に生徒会なんざ」 「やらしー事すんなよ、遼平」 「しねーよバーカ」 さっきから亜里沙が自分の方ばかり見ているのが妙だな、とか思いながら、生徒会という言葉に思い浮かべる顔。 ―――葉原澪。 「あ、そういえば会長も割と可愛かったよな」 クラスメートの一人が言った言葉に、もう一人もうなずく。 「あ、それ俺も思った。なんか笹原さんとはタイプ違うけど可愛かったよな。 なんつーか、日本美人。髪黒くてー。顔白くてー。ま、笹原さんにはかなわねぇけどな」 「え、俺会長の方が好み」 「ひっどーい!」 「あ、ごめんごめんw亜里沙ちゃんw」 交わされる会話には特に口を出さずに耳を傾けながら、葉原澪を思い浮かべる。 何故こうも気にかかるのかはよく分からないが。 ―――気が合いそうな気がする。あの会長。 亜里沙は、目の前の男子の口から出される「会長」「葉原澪」の名に、何度も不快げに眉根を寄せる。 「なぁんか気にいらなーい」 誰にも聞こえないようにつぶやかれたその声は、男子達に向けられるものとは豹変し、やけに醜悪なものだった。 それぞれの事を思いながら、時間は放課後の初の生徒会会議に向かって流れていく。 噂の葉原澪はその頃、ただただ会長になれた喜びにテンション高めで、放課後を待ち望んでいた。
きゆさん
(雫)
初めまして、雫といいます! メッセージどうもありがとうございます・・!嬉しいです!! オモカゲの作者さんですよね、来て頂いて光栄です・・ヽ(´∀`*) きゆさんにはほとほと及びませんが、そんな風に言ってもらえて嬉しいです!!。゚+.(^∀^*)゚+.゚ 滅茶苦茶新人なので、慣れないですけど、一生懸命書いてるので・・ほんと嬉しいです。 って嬉しい嬉しい言い過ぎですけど(笑) サガシモノ・・あはは、きっと驚いてもらえるようなものじゃないですww これからの展開がきゆさんの期待はずれにならないように、必死で書きたいと思います(´∀`) これからも頑張ります!! きゆさんも頑張ってくださいね・・! それでは。また良かったら書き込んでやってください^^ 楽しみにしてます。
はまる!!
(☆咲菜☆)
とっても面白いです!! 新人さんとは思えませんね!!☆ 是非小説の新人募集のやつとかに応募してみてはいかがでしょう?(笑)
雫
(ちえ)
だんだんぉもしろくなってきたぁぁぁぁ!! 亜里沙ぁなにすんのじゃぁぁぁ(笑 がんばれ☆
うまぁい!
(キキ)
雫うめぇどすなぁ(何処の人だぁぁぁ??) 本当に新人どすか??? 信じらレーン!!! ウチの、新人時代より、か~な~り上っっ! まぁ、ぃろんな所でよろすぃく☆ また来るよ~☆《来るな!》 ぃゃ、ぃきま~す!(ぎゃぁ~~~)
サガシモノを見つけに。【5】
(雫)
「起立、礼」 ガタガタとクラスメート達が席を立つ音を耳にしながら、あたしは嬉々として鞄を引っつかみ、教室を飛び出した。 待ちに待った、初の生徒会会議。 期待に自然と胸が高鳴るのを感じながら、あたしはバタバタと廊下を駆け、目的地にたどり着いた。 ――ガラッ 「こんにちはー」 言葉と共に開け放った、『生徒会室』という札が掛かっているドアの向こうには、八人掛けの長机が小さな部屋の中におさまっている。 そしてその長机に今は一人、眼鏡を掛けた人が腰掛けていた。 「あ、飯塚くん」 軽く笑んで声を掛けてみると、何かの資料らしきものに目を落としていた彼は、顔を上げてあたしに顔を向け、笑った。 「あぁ、葉原。これから宜しく」 「ん、よろしくね。頑張ろー」 「もちろん」 笑いながらそう返してくる飯塚くんは、秀才と名の高いのにお高く留まっている感じがしなくて――好印象が持てる。 にんまりと笑って彼の隣に腰掛けると、 「何見てたの?」 「あ、これ?見る?」 「うん」 渡されたのはどうやら、別の委員会の行事の書類のようで、あたしは興味津々にそれに目を通した。 一通り読み終えたのち、それを彼に返す。 「ありがと。保健委員?なの?」 「そ」 軽くうなずいて来る飯塚くんに、あたしは軽く目を見張った。 「へぇー、カケモチ!?す」 ――がしっ 「!?」 突然物凄い勢いで頭をわし掴みにされ、思わずあたしは言葉を区切り硬直する。けれどその遠慮のなさに、誰なのかは容易に想像がついた。 「よー会長。何見てんのー!?」 「離してくださーい」 いつもと変わらないハイテンションで訊いてくる・・副会長の声に、あたしは軽くひきつり笑いを浮かべながら軽くあしらう。 飯塚くんは突然の副会長の登場に驚いた様子で、やめろよとか言いながら、何が面白いのか笑っている。(笑うな あたしはしつこく頭を掴みっぱなしのその手の二の腕を思い切り掴み、引っぺがした。 「あーもー!髪くずれた!!」 「わりーわりー。まぁいいじゃん下ろしてるだけなんだからブラシで梳けばー」 けらけらと全く反省の色を見せない副会長にあたしは軽く笑って、髪に手ぐしを入れながら口を開く。 「副会長、あんたいつもそのテンションなの?」 「俺元気がとりえだもーん」 冗談めいてみる副会長にあたしはあははと笑いながら、 「あと一人・・えーっと、笹原さんは?まだ?同じクラスでしょ?」 「あー、なんか男に捕まってたからなー。ラブコールでもされてんじゃねーの?」 「え、告白?」 飯塚くんが驚いた様子で言うと、副会長は、 「まあアイツもてるからなぁ。全部断ってるから本命居るっぽいけど」 「詳しいね。仲いーの?」 「ぼちぼち」 「ふぅん・・」 その言葉に思い返してみる笹原さんの顔は――もてると言われて大納得の美人だった。 その瞬間、ガララと盛大に扉が開き、さらさらの長い茶髪を揺らしながら笹原さんが部屋に飛び込んできた。 「ごめぇん、遅れちゃった!」 「いいよいいよw座ってー。とりあえず自己紹介でもしようよ」 笑いながら声を掛けると、彼女があたしの方に顔を向ける。 ・・一瞬、舐め回すように見られたような気がした。――品定めするみたいに。 (・・?) その後、何を思ったのかフンと鼻で笑うと、笹原さんは一変してにっこりと可愛らしい笑みを浮かべた。 「よろしくねっ葉原さん」 「あ・・うん!」 (・・何?)
サガシモノを見つけに。【6】
(雫)
始めての生徒会会議は、とりあえずの自己紹介と今後の主な行事の確認で終了することとなった。 これからまた新しい行事もやってみようという事も決定し、解散の一声が掛かった時、時刻はまだ五時を回ったところだった。 「じゃあまた」 三人に言い、軽く笑うと飯塚くんは先頭を切って会議室を出て行く。 「バイバイ、まったねー」 「おう、またな」 「さよなら、またねぇw」 飯塚くんと一通り挨拶を交わしたのち、副会長もリュックを肩にかけそう言った。 「そーなの?またね、副会長」 ひらひらと手を振って見送ろうとしたあたしの方を、不意に副会長が振り向き、口を開く。 「あ、つーかさっきから気になってたんだけどよ、会長!」 「え、ナニ?」 その言葉に軽く首を傾げて彼に問い返してみると、副会長はにんまりと笑いながら、 「その副会長っつーのやめない?なんか気持ちわりぃ」 と言って来た。流れで『副会長』と呼んでいたようなものなので、意外な言葉にあたしは目を丸くして見せながら両腰に手を当ててみる。 「えー何それしっつれーなwじゃあもっと速く言ってよね。・・・んじゃ時田、でいいの?」 「オッケ、葉原。」 「あは、んじゃばいばい」 「おう」 そう言って副会長・・じゃなくて時田は、軽く笑って駆け足で部屋を後にしていった。 「・・んじゃあたしもそろそろ帰ろっかな。笹原さんも帰るよね?あ・・それともクラブとか?」 そう言い、笹原さんに視線を向けてみる。さっきから会話を続けているが、女の子らしい良い子だなぁと感じていた。 仲良くなれそう、とまで思っていたのだ―――けれど。 黙々と鞄に筆記用具などをしまい込んでいた笹原さんは、あたしの言葉にふっと顔を上げると、口を開いて言った。 「あんまりあたしに話しかけないでくれる?ブス」 ――先程までとは想像のつかないほど、じっとりと重くて、低い声だった。 一瞬、その言葉を受け止めきれずにぽかんとしていると、笹原さんははぁと息をついて鞄の留め金を止めながら、 「アンタ、うざい。時田くんに馴れ馴れしく喋りかけないでほしいなぁ~。 あ、あたしね。時田くんの事狙ってるんだぁ。格好良いでしょ?」 (・・・・・何こいつ?) 二重人格も良いところだ。何?この見事なまでの変わりぶりは。 ぽかんと自分のことを見ているだけのあたしの態度に気を良くしたのか、彼女はふんと鼻で笑うと、 「あたし、時田くんに馴れ馴れしくする女って嫌いなの。しかも嘘つけない性格だからはっきり言っちゃうね? ・・・あんまり調子乗ってると、痛い目見ちゃうから覚悟してねv」 「・・・・・・・・・」 あたしはクスリと、笑って見せる。 「・・・・?」 怪訝そうに、そして不愉快そうに眉根を寄せた彼女ににんまりと笑みを向けてやりながら、あたしは口を開く。 「そんな事してどーするの?時田と付き合いたいんなら、さっさと告っちゃえばいいんじゃないの? 時田の周りの女潰すみたいな事して、バッカみたい」 「今なんか言った?」 「なんならもっかい言ってあげようか?」 こういうヤツって大嫌い。自分にとって都合の良い人にはいい顔して、邪魔なヤツには本性を見せる。 ――――自分の思い通りになんでも事が運ぶと思ってるヤツ。 (・・・言って、おかないと) 悔しげに下唇を噛み締めて恐ろしい形相をしている彼女に視線を向け、あたしはゆっくりと口を開いた。 先ほどまでとは違い、願うような口調で。 「・・・・一個、忠告しとく。・・・あたしを怒らさないで。 ・・・・・・・・・・・・怒らさないでよ。お願い」 冗談で怒って見せたり、ちょっとした喧嘩で怒ってみるのはいい。 ―――――でも。 「お願い。」 あたしの一言に、笹原亜里沙は一瞬黙った後、馬鹿にしたようにけらけらと笑った。 「はぁ?あんたが怒ったからってどうなるって言うの?バカじゃ」 ダン!! 瞬間、あたしの両手は彼女の両肩を掴み、壁に思い切り叩きつけていた。 (・・・っ) 「・・・・・・・・・・・・・・んな事言ってて、どんなことになっても知らないよ?」 「・・なっ・・!」 一瞬、おびえたような表情を見せた彼女だったけれど、次の瞬間にはあたしに向こうずねに蹴りを入れ、思い切りあたしの体を振り払った。衝撃で乱れた制服を整えると、彼女はあたしの方を見て叫んだ。 「ムカツク」 「・・・・・・」 (・・何やってんだろ) あたしを怒らせないで。 あたしを怒らせないで。 あたしを怒らせないで。 ―――その向こうに、ずっと隠し続けてきたあたしの秘密がある。 誰にも知られたくない。
サガシモノを見つけに。【6】続き
(雫)
「・・覚えといてね?」 彼女は一言そういうと、ガッと鞄を引っつかんでバタバタと駆け足で部屋を出て行った。これは一騒ぎありそうだなぁと内心溜め息をつきながら、あたしはぼんやりと天井を仰ぐ。 無機質な白い天井が、バカなあたしを見下ろしていた。 「・・・・・・・・・・・」 あたしの右手には、銀色の鈴がある。赤い紐で手首に結わえ付けられたその鈴は、あたしの秘密の象徴のようにそこに揺れている。 『これをつけていれば・・少しは・・・』 そう言って、付けてもらった。 「・・・・・・・っく」 ギュッと、右手首を鈴ごと左手で握り締める。手の平に感じる鈴の固い感触が、胸に痛い。 あたしは一生隠し続けなきゃいけない。 ―――お願いします、カミサマ。 あたしが自分を見失うほどの怒りを与えないで。 ・・・・・・・・・・・・その代わり誓ってあげるカラ。一生誰も、本気で好きになったりしない。 だから。 「・・・・一生・・」 あたしが何をしたんだろう。 どうしてこんな事になってるんだろう。 「・・・・・・・・笑顔」 そう、本気で怒ることを怖がっているうちに、本気で笑うことも出来なくなってしまった。 沈んだ心をそのままに、無理矢理唇を笑みの形に変えてみる。 「・・・・・ふっ」 その笑みが形にならないうちに、頬に一筋の涙が伝った。 "一生誰も、好きになれない。"
☆咲菜☆さん、ちえさん、キキさん
(雫)
≫☆咲菜☆さん こんにちは咲菜さん!ヾ(=^▽^=)ノ メッセージ嬉しいです。ありがとうございます・・! あはは、バリバリの新人ですよwこれから頑張っていこうと思ってるところなんですヽ(´∀`*) え∑(゚∇゚|||)新人賞・・ってヤツですか!?無理です無理ですww 私なんかで通る訳ないです・・w でも、そんなこと言ってもらえるなんて始めてで、なんか照れますね(笑) ありがとうございます。 また良かったら、書き込んでやって下さい!楽しみにしています。 ≫ちえ ちえーーー!!!!┌|*゚ロ゚|人|゚ロ゚*|┐ 書き込みありがとーw えええ|;゚ロ゚|お・・面白くなってきた!? 嬉しい~~!!!・゚・(ノД`)・゚・これからももっと面白いって言ってもらえるように書いていきたいよ~・・。 あはは、亜里沙wもう何するんだかあたしにも分かんないww なんかでも性格悪いよね・・。自分で書いといてって感じだけど。w まあとにかく、頑張ってくさ! 書き込みありがとーー!!!ヾ(=^▽^=)ノ ≫キキ わ~キキー!!ヽ(´∀`*) 来てくれてありがとー!! え・・いや・・・滅茶苦茶新人だし滅茶苦茶下手だし(;´Д`A ``` キキの新人の頃の小説興味あるかも・・読んでみたい・・(´・д・`) きっと始めの頃から上手かったんだろうねぇw あ、ていうかキキってここ来てどれくらいなの?ヽ(´∀`*) っていうか・・また来てくれるの!!?? いやいやいやいや、滅茶苦茶楽しみに待っちょるよー!。゚+.(´∀`*)゚+.゚ ではではw
面白い!!!!
(YUKI)
最高っす!!vvvv 頑張ってください。応援してます。vvv 澪cの秘密っていうのが気になるぅ~。 それと亜里沙cがムカツク((o(>皿<)o)) 続く楽しみデスvv
雫s
(YUKI)
「壊れたガラス~」の方にもカキコしてきましたvv これからも頑張ってくださいvv
YUKIさん
(雫)
始めまして、雫といいます∩(´∀`∩) メッセージありがとうございます・・!!! ・・というか、なんだか嬉しい言葉ばかり頂いてしまって申し訳ないです(;´Д`A ``` 小説、気に入ってもらえたみたいで嬉しいです・・!! ありがとうございますw これからもそう言ってもらえるように書いていきたいです・・(*´◇`*) あ、澪の秘密・・ですかw これから少しずつ明かしていきたいと思ってるんですが、YUKIさんを拍子抜けさせるようなしょぼい「秘密」にならないように、精一杯書いていきたいです∑(゚∇゚|||) 亜里沙は思いっきり悪役ですよねwww 私もムカツキます(爆) なんというか・・滅茶苦茶二重人格って感じですよね(´~`ヾ) お前どうやったらそこまで性格悪くなれるんだよっていう・・って私が書いたキャラなんですけど(笑) 続き、楽しみにしてもらっているみたいで嬉しいです!!! YUKIさんのご期待に応えられるように、必死で書きますので、続きもどうかよろしくお願いしますヽ(´∀`*) 「壊れた笑顔のひとかけら」の方にも書き込んで頂いたみたいで、嬉しいです・・!! これからも頑張っていきますので、また読んでやって下さい<(_ _;)> また良かったら、メッセージなんかも入れてやって下さいw楽しみにしています。 それでは。
ぅ~ん
(キキ)
初めて、このサイト来たのが、去年の8月くらい。 て、ゅぅか、インターネット使えるようになったの、去年の6月なんだっっ! おもいっきり下手糞。。。。 今もね・・・・。 お世辞でも、上手いとは言えないよ・・・。
キキ
(雫)
へぇ~!!Σ(`д`ノ)ノ 去年の八月から居るんだ!? じゃあもうかなり長いね~。 始めはどっちで小説書いてたの?真?新?ヽ(´∀`*) あたしはインターネットはかなり前からしてたんだけど、このサイトを発見したのは結構最近かもw ていうか、結構長いこと書き込みはしなかったけど読者やってたんだよ。゚+.(´∀`*)゚+.゚ 中でもきょうこさんの話がお気に入りで・・って関係ないか(笑) っていうか、キキめっちゃ上手いじゃん!!∑(゚∇゚|||) キキがそんな事言ったらあたしどうなっちゃうのって感じだしね(;´д`) 自信持っておっけぃwwあたしが認めるから(笑) これからも頑張れー!!! あたしも、この話の続き頑張って書いてくよw ではではヽ(´∀`*)何回も来てくれてありがとー!!
サガシモノを見つけに。【7】
(澪)
翌日。 久々にかなりヘコんだあげく、生徒会室でしばらく細々と泣くなんて情けない事をやってしまったあたしは、いつもより少し重い足を引き摺り、いつもと同じ様に登校した。少し前に全ての壁のペンキが塗り替えられた校舎は、朝の光を受けて白光りした光を投げ掛け、ほんの少し元気をくれる。 「・・・」 僅かに笑みを浮かべ、あたしは足を踏み出す。 悲観してても仕方が無い。 大丈夫。あたしさえ希望を失わなければ、きっと楽しい事もある。 鮮やかな未来を造りだす為には愛する人が必要だなんて、決まってる訳じゃ無いよ。 + 「澪~!おはよんw」 後ろから掛けられた元気な聞き覚えのある声に、にまっと笑って振り向き、声の主の肩をぽんと叩く。 「真由!おっはよー」 いつもと変わりない笑みを浮かべてはしゃいだ様子の真由は、興味津々、と言った様子を出しながらあたしの瞳を覗き込み、 「昨日の初☆生徒会会議はどうだった?」 「なかなかいい感じ!副会長が面白いヤツでねー」 「あぁあれね!時田遼平。あの人いいよー。面白いし、優しいし。」 「何?やっけに詳しくない?真由まさか」 「もー、違うったら!」 「あっはは、分かってるってw」 他校の男子と付き合っているというのはクラスのほとんどが周知の事実で、今さら誰彼が好きとかいう問題じゃない。 その彼氏のことを試しに聞いてみると、顔を真っ赤に染めてやめてよとか言い出した。 「全く、羨ましいったら無いよね~w」 冗談めかしてそう言ってみる。 すると真由は怒ったような調子で軽くあたしを小突き、 「もー、澪だって結構モテるくせに全員断っちゃってるから彼氏できないんだよ!」 「男なんて興味ないもーん」 「あっはは、澪らしー!w」 けらけらと屈託なく笑う真由に同調して教室に足を踏み入れながら、ふと、廊下の方角を振り返る。 (・・・・) 意識せず、眉根を寄せてしまう。 長い茶髪を揺らせながら歩いて行く笹原さん。ぶつかった視線の後に、彼女はフンと勝ち誇ったような笑みを浮かべ、我先と目を逸らしてその場を後にした。 (・・ったく。何なのよ) ま、昨日した事については――反感買っちゃってもしょうがないと思うけど。
サガシモノを見つけに。【8】
(雫)
「どしたの?澪」 「あ、ごめんw」 きょとんとしてこちらを見ている真由の方に軽く駆け寄り、あははと笑いながら席に向かう。 そんなあたしを見ながら、真由は軽く笑んであたしの背中をぽんと叩いてきた。 「?」 「頑張りなよ、生徒会♪澪なら出来るよ!」 「・・・~~~あーーもうだから真由って好き!!」 がばっと気持ちに合わせて思い切り真由の体に抱きつくと、真由はきゃーと冗談混じりに声を上げて笑った。 「おーレズってんなー」 「会長がレズだってよーw」 ここぞと茶々を入れてくるクラスメート達の声に、真由と二人でけらけらと笑い合う。 そしてニヤリと不敵な笑みを浮かべ、その内の一人をズビシと指差してやりながら言う。 「うっさい彼女も居ないヤツがひがむな!」 瞬間、図星を付かれたその人がムキにでもなったかのような様子であたしを指差し返してきた。 「なんだと!お前だって居ねーだろが!!」 「あ、じゃあカレカノ居ないモン同士付き合う?」 「なっ・・」 「きゃー本気にしてるーー!!」 真由が彼を指差して叫んだ瞬間、二人で吹き出して爆笑すると、そのクラスメートは何を思ったのか顔を赤く染めて逆ギレを始める。 そのうち彼のグループの男子達も彼を指差して笑い始め、教室に居た友達も波に乗ったかのようにクスクスと笑った。 けれど、これも彼がからかいがいのある存在だからということ。 ウチのクラスは、なんだかとても仲が良く、グループとかそういう物とかも確かにあるけど、みんなで思い切り笑いあったりする日常。 自慢のクラス。 そんなにムキになるからみんなが笑うのに、ますますムキになっていく彼を容赦無しに笑いながら、あたしは自分の机に重い学生鞄を乗っけ、 「あっはは、そんなに怒るなんてしっつれいねー。 そんなにあたしを彼女にすんのが嫌な訳?堀田。」 とかなんとか言ってやり、堀田がまたもや過剰な反応をするのを楽しみながら、椅子の背に手を掛けた。 ――けど。 「っ!!」 指先の鋭い痛みに思わず目を見開き、あたしは反射的にバッと椅子を振り払った。 ―――ガァァン!!! その手の勢いに、木造りの床の上に叩きつけられた椅子は、けたたましい音を教室中に響かせて床の上に転がる。 「・・った・・」 左手の二本の指の先には、赤い玉がその体積を少しずつ大きくしている様が目に映った。 (・・・) 椅子の背のクッション材をそっと探ってみると、案の定、画鋲が座った者の背中を突き刺すのを狙うように並んでいた。 (・・・何も確かめなくて座んなくてよかった) ほう、と息をつきながらふと、机の中にきらりと光った鈍い光に眉根を寄せる。 「・・ったく・・!!!」 イライラと腹立たしく叫び、その子供染み過ぎている手口を心の中で思い切り愚弄(ぐろう)した。 机の端を引っつかみ、その体を斜めに倒す。 ドサドサと落ちてくる教科書類と共に。 ―――――ザアアアアア・・。 「・・すごい量」 思わずそう呟き、はあと息をつくと指先の血をそっと舐めた。 床に転がるのはおびただしい数の画鋲。 呆然と静まり返る教室の中で、もう一つ吐く溜め息。 どうやら二重人格の美人の会計のプライドに火を付けてしまったらしいと、指先の痛みに耐えながら思っていた。
わあ・・
(YUKI)
なんか凄い展開になってきましたねぇ!!vv 亜里沙c、かなり性格悪いですね(笑) あはは、雫さんもムカツイてるんですかぁwwwwvv でも、こういうキャラが居るから面白くなるんだと思いますょ☆ 澪cがこれからどうなっていくのか気になります…。 続きも頑張ってクダサイ!!!
はじめまして。
(葉月)
はじめまして、葉月といいます。 小説読ましてもらったんですが、凄く良かったです。 主人公の澪の秘密、亜里沙のたくらみなど、気になるところが沢山あります(笑) 個人的に時田の性格が好みなので(笑)これから澪とどうなっていくのかも気になります。 これからも頑張ってください。続き楽しみにしています。 失礼しました。
サガシモノを見つけに。【9】
(雫)
あたしはぼんやりと、そのおびただしい程の数の画鋲が床に散っているという異様な光景を見つめていた。 指先の刺すような痛み。かなり深く刺してしまったらしく、ズキズキと鼓動を打つように痛みが襲う。 「・・・・あ~あ」 あたしを中心にして、痺れるような重い沈黙になってしまった教室内に最初に響いた、ため息。 「・・・だ、大丈夫!?澪」 呆然としていた真由があたしの方に駆け寄ってきておろおろと焦った様子で訊いてくるのに、あたしは軽い笑みを向けた。 「だいじょーぶ。ちょっと刺しただけだから」 あはは、とか緊張感の無い笑いを零しながら、あたしはかがみ込んで画鋲を拾い始める。 ぽかんとその光景を眺める人の中から、手伝ってくれる人が出てき始めた。 女子男子含めた数人で、黙々と床に散らばった画鋲を拾うという、これまた異様な光景。 「・・・にしても、誰がこんな事するのかな・・。澪、人にこんな陰険なことされるキャラじゃないのにね」 思案げにそう言葉を紡ぐ真由の声を苦笑混じりで聞きながら、あとで真由にだけはしっかり相談しようと思いつつ、あたしは少し遠くに転がってしまっている画鋲にすっと手を伸ばし――・・・たんだけど、別の大きめの手の中にその画鋲は包まれる。 「あ。ありがと」 「おう」 ――手を伸ばし、それを受け取ろうとはしたのだが、あたしは不意にその声に違和感を感じ顔を上げてみた。 (・・・・・・・) 「・・・ってなんでアンタがここに居るの」 「お手伝い♪」 「お手伝い♪じゃなくて!!ココ2-Dよ!?」 「あ、会長指から血ぃ吹き出してんじゃん」 「吹き出てなんかないし!って人の話聞ーてよ」 時田はあたしの言葉にけらけらと笑うと画鋲を手早い手つきで集めながら、ふと制服のポケットに手を突っ込んでバンソウコウを取り出した。そして手馴れた様子でピッと保護テープを取り、あたしの手首を突然掴んで引き寄せるとペタリと貼り付ける。 「大丈夫か?」 「別にこれくらいなんとも・・・ってかこんな大げさな物貼らなくても」 「バンソコのどこが大げさなんだよww 大体これ結構痛いだろ。深く刺してんじゃん。俺ケガのプロだから分かるんだなこれが」 「あは、ありがとーございますケガのプロ。・・ありがとー」 「別にこれくらいなんとも・・・」 さっきのあたしの口調を真似ながら言ってきた時田にあははと思い切り笑いながら、てきぱきと画鋲を拾う。 もう予鈴もなってしまっている時間なのにまだ隣で画鋲拾っている時田を横目で見てみる。 少し、笑う。 右手の鈴が、チリンと小さく、鳴る。 ――苦笑に変わる。 + ―――――ガララララ・・・。 開け放った生徒会室の扉の向こうには、案の定一番に到着していた笹原亜里沙の姿があった。 無言で、鈍い光を放っている画鋲を見せつける。 「やだぁ、何それこわーいv」 嫌味ったらしいブリッコ口調に思わず眉根を寄せて、あたしはパンッとその画鋲を床に投げ払った。 (あーもー何こいつ!!) 時田と仲良く喋っただけで、こいつに背中に穴開けられる理由がどこにある。 「あんた何考えてんのよ!ほんとに背中刺してたらどうするつもりだった訳!?」 「え?なんの話?葉原さんどうしちゃったの?」 「・・・・・・・別にいいけど・・その調子のまんまのつもりならさぁ・・」 あからさまにため息をついて見せながら、あたしは彼女に視線を向ける。 「でもこれだけ聞いて・・。・・あたし、時田とどうこうなったりとか、そんなのぜっったい無いから」 「・・・・・ま、そりゃそうだろうけどね?アハハ」 「・・はぁ?」 不愉快さを顔全体に出してあたしが思いっきり顔をしかめると、彼女はけらけらと見せつけるように笑った。 「あたし、時田くんと仲良く喋った子一人一人にこんな事しないもん。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アンタが特別ムカついたからよ。会長。」 「・・・・・・やりたきゃやれば」 ぽつ、とそう言ってやった。はあ?と言った様子で眉をひそめる笹原亜里沙に、あたしは軽い笑みを向ける。 「背中に穴開いても、ほっとけばそのうち治るしね。 どーぞ。やりたいだけやればいいんじゃないの?」 「・・・・・・・」 先程と変わって無言の彼女の顔ににじむ笑み。 ――――少しあとあたしは、この時の自分のあんまりと言えばあんまりな挑戦的な態度を、後悔することになってしまう。 ・・画鋲なんてガキっぽい手口は、ただの前祝いに過ぎなかった。
おおっww
(愛以星(まこと))
読んでるよ――――ww 何か澪には秘密かなんかあるの!?おもしろそーですwww 愛読しますよww「気の会う~」ではよろしくww あっ!!あと「おすすめ」ボタンこの前押しといたww
ぉぉ~
(ちえ)
ほんとマジぃぃねコレ!! ぉもしろぃ~☆がんばれ雫~
YUKIさん、葉月さん、愛以星、ちえ
(雫)
≫YUKIさん こんにちは!メッセージありがとうございます!!。゚+.(´∀`*)゚+.゚ 凄い展開というか何というか・・。・・画鋲多すぎですよね(爆) 自分で書いといて何なんですけど、机から画鋲大量に出てくるとかちょっとやり過ぎたなぁって・・(;´д`)w あはは、亜里沙私もムカついてますよw書きながらイライラしてますヽ(´∀`*)w 早く亜里沙に澪が反撃するシーンを書きたいなぁとか、思ってたりするんですよww あ、でも確かにそうですよね~。いい人キャラばっかりだったら、全然話盛り上がりませんよねw 亜里沙はそういった意味では役にたってくれそうですけど・・面白くなるんだかは謎です・・・゚・(ノД`)・゚・ 澪がこれからどうなっていくのか、私もちゃんと書いていきたいと思ってます。 続きが頑張っていくので、また色々教えて下さい!!ヽ(´∀`*) ≫葉月さん 始めまして。この話を書かせて頂いてる雫といいます。 あ、小説読んで頂けて・・ありがとうございます!!まだまだ新人の未熟な小説なんですが、そうやって読んでくれる人が居るというのはとても励みになります。ありがとうございますm(;∇;)m 主人公の澪の秘密は、私なりに一応考えてあるんですが、明かすのには結構時間がかかりそうです(笑) 明かしても、読者の方に驚いてもらえるようなものかどうかも良く分からなくて・・不安です(;´Д`A ``` また良かったら、感想なんか聞かせてもらえると光栄ですヽ(´∀`*) 亜里沙のたくらみはこれからどんどん書いていきたいと思ってますw あはは、時田・・好みですか!?なんかキャラを気に入ってもらえるって滅茶苦茶嬉しいですw 澪と時田のこと、これからどんどん書いていきますので・・!!。゚+.(´∀`*)゚+.゚ これからも頑張るので、また続きも読みにきてやって下さい。ありがとうございました。 ≫愛以星 愛以星~~!!!。゚+.(´∀`*)゚+.゚ 読んでくれてるの!!??(゜Д゜)・・ありがとー・・・・!。゜゜(´□`。)°゜。 愛以星が読んでくれてるって思ったら頑張らずにはいられないさww 澪・・うん、一応秘密が・・あるつもり・・・・(笑) これからちょっとずつ明かしていくつもりなんだけど・・面白くなるかどうか微妙(´・д・`)(爆) で、でも頑張るから・・良かったらこれからも読んでね・゚・(ノД`)・゚・ うん、気の会うコランでは宜しくね~! オススメボタン押してくれたの!!!???ありがとーーありがとーー!!!!!!! まことのも結構前にばっちり押したよー!ヽ(´∀`*)ありがとね!! ≫ちえ ちえーーーーー!!!ヾ(=^▽^=)ノ来てくれてありがとー!!! なんか話気に入ってくれたみたいで滅茶苦茶嬉しいよ~~・゚・(ノД`)・゚・ 亜里沙がなんかやろうとしてたりしてるけどこれからも読んでね(*´д`)(笑) 滅茶苦茶頑張って書くさぁ!! 良かったらまた感想とか教えてねヽ(´∀`*)ありがとー!!
へい!
(冴)
最後の最後です・・・。 本当に新人ですかぁぁぁぁぁぁぁ??? なんで、こんなに上手いんでしょう?? 気の会う~でも、よろしく。 それは、ともかく、上手いネェ・・・。 直木賞受賞を、待ってるよ・・・。
こんにちわ
(雲雀)
初めまして!今日はじめて読ませていただきました! 雲雀と申すものです! 生徒会を舞台にしたものってなんか新鮮でとってもいい感じです。 これからも頑張ってください!それでは
こんばんわぁヽ(´∀`*)
(雫)
続き書こう!!!って思ってるんですけど、みなさんがいやじゃなかったら(爆)続けさせていただきたいですww 冴と雲雀さん、ありがとうございますーー!!!!! 本当に、上手くないですー!。゜゜(´□`。)°゜。 みんないっつも読んでくれて&メッセージくれて本当にありがとうございます。゚+.(´∀`*)゚+.゚ 良かったらまた感想とか下さいねー!(´∀`*)^’