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僕らの青空
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僕らの青空
No.1647
開始 2004/09/18 10:20
終了 2005/03/18 10:18
1位.
つまらない
80.0%
(4票)
2位.
おもしろい
20.0%
(1票)
[ ランキング情報 ]
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追加禁止
投票期間:開始
2004/09/18 10:20
投票期間:終了
2005/03/18 10:18
BBS書込み数
6件
投票者コメント数
0件
投票者数
5人
おすすめ者数
0人
6件 9/18
[ BBSメッセージ ]
プロローグ
(亜樹)
「こ・・のそ・・・らの・・・うえで・・・・みて・・・・るから・・・・」 これが、美雪の最後の言葉だった。 ガクガクと震えた指で、窓の外を指差した。 最期、美雪は微笑んでいたから・・・・ それで良かったんだ・・・・。 今、僕にできることは一つも無い。 今、美雪が生きていても、美雪と・・・・美雪の病気を一緒に背負って生きていく自信なんて無かった。 だけどせめて・・・もう少しだけ一緒に居たかった。これは我侭なんだろうか? 新しい恋をする、勇気が無い・・・・。 もう、永遠に独身かもしれない。 なんて、年寄り臭いことを考えてしまう。 僕はまだ高校一年。 今からでもやり直せる。なんて周りの人に言われても、実際、「やり直す」っていうのがどういうことなのか、だれも知らない。 僕も知らない。 神すらも知らない。 美雪も知らない。 美雪と僕の境界線である、このソラも、何も・・・なにもなにもなにも知らない。 青空が僕の目に映ることすら許されない・・・。 僕と美雪の青空を・・・・ 返してください。
登場人物
(亜樹)
小堺 和也 男/15/ついこの間、恋人の美雪を亡くした。 小島 美雪 女/14/和也の恋人。心優しい、明るい女の子だったが、原因不明の病気で亡くなってしまった。
おもしろい など 1件
(投票した人)
セカチューに似てる??
投票した人さん
(亜樹)
投票&コメントありがとうございます^^ 確かに、セカチューは私の理想のドラマなので、似てしまうところも数少なくないと思います。 なるべく似せないようにするのでよろしくお願いしま す^^
第一話
(亜樹)
二千四年十二月。 俺はふっと、空を見上げた。 真っ青な空は、最近あまり見ない。 辺りには工場、工場、工場・・・。 空気も悪いし、空も少し曇っているように見える。 今すぐ工場を潰せとは言わないけど、 「これじゃあ美雪が見えないんだ・・・」 俺は、そう呟くと、スタスタと学校へ向かった。 美雪は、一週間前。名前も公表されていない、原因もわからないような病気にかかり、死んでしまった。 幸せじゃなかったかと聞かれると、幸せじゃなかったわけじゃないけど。 じゃあ幸せってなんだと聞かれると、ハッキリ言って答えにつまってしまうだろう。 俺の頭から、美雪の顔が離れたことは無い。 そんなことを考えていると、目の前に学校があった。 時間の早さが身に沁みる。 「はよっ。」 そう言って、肩を叩いてくるのが、同じクラスの女子。佐藤美沙。 元気が取り柄の女の子。のイメージNo1だ。 「あぁーはよ。」 俺は、乗り気ではない顔をして美沙の腕を払った。 美沙は、つまんない。とでも訴えるような目で僕を見た。 「俺だっ
切れました;;
(亜樹)
「俺だって毎日元気なわけじゃないの。」 ふっと怖いような笑みを浮かべると、俺は思い体をのしのしと動かして、教室へ向かった。 今日は、普段と少しだけ違う。 俺の誕生日ってわけでもないし、美雪の命日でもないし・・・。 けど、どこか違う。 「っはよ。」 俺は、大きな欠伸を一つ吐きながら、ガラガラと扉を開けた。 みんなの視線は、窓に集まっていた。 「んぁ。何かやんの?」 俺は、近くに居た親友。今村正明に、ふっと問いかけてみた。 この時一瞬、寒気がしたのは気のせいだろうか。 「はよ・・あぁ、今日な。雪降るって。」 正明は、ニンッと笑いながらでもどこか寂しげに言った。 それもそのはず。 美雪が死んだ、その晩。雪が降ったんだ。 そして、美雪と出会った日も雪の日だった。 だから、俺らにとって雪は最高に嬉しくも、最高に悲しくもある日なのだ。 「そっかー・・」 俺は、鞄を持ちながら呆然と窓を見て立ちすくんでいた。 二千四年、十二月。 この日はいつもと違う気がした。