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ゆずのど飴
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ゆずのど飴
No.1672
開始 2004/09/25 21:34
終了 2005/09/25 21:34
1位.
1位. ボツかも;(汗) 1票
100.0%
(2票)
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投票期間:開始
2004/09/25 21:34
投票期間:終了
2005/09/25 21:34
BBS書込み数
16件
投票者コメント数
0件
投票者数
2人
おすすめ者数
0人
16件 10/1
[ BBSメッセージ ]
ゆずのど飴
(寛和)
甘くて 黄色くて 舌ではスッとオレンジ味 両手に姿を現した 一粒のゆずのど飴―――――
寛和さん
(掲示板のカキコ見た人)
テー作れたんですね。 よかったッスね~。 面白そうです、頑張ってください!
掲示板のカキコ見た人さん
(寛和)
どうもありがとうございます。 掲示板では、あさんなどに迷惑かけてしまって…汗。 心配してくれてありがとうございました。 頑張るのでふつつかものですがよろしくお願いします!!
登場人物
(寛和)
国安 蜜柑 クニヤス ミカン 13歳 唐松 裕次郎 カラマツ ユウジロウ 14歳 唐松 由宇 カラマツユウ 11歳 萩野 佳代子 ハギノ カヨコ 14歳 早川 壬 ハヤカワ ジン 14歳 千葉 初美 チバ ハツミ 13歳 一度小説を放棄した者ですが暇つぶしに読んでください。感想はなんでもかまいません。 挽回したいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
ゆず #1
(寛和)
昼休みの青葉中学校。 活気に溢れる中学二年の廊下は肌寒くなってきたというのにわいわい笑顔が耐えない。 そんな笑顔をかきわけて俺は2年会議室を目指して走っていた。 「あっ、ごめん。ちょっと・・・わりぃ・・・」 ぶつかる人一人一人があきれた顔して俺を睨む…。 しょうがないじゃん。今急いでんだからさぁ。 会議室近くの曲がり角まで加速し、俺は一目散に駆けていた。 上履きの音がバタバタうるさい。何度も何度もつっかかり、転びそうになった。 そんなこんなで辿り着いた曲がり角で 「うわっ・・・スピード出しすぎた!!」 やばっ夢中で走りすぎて曲がりきれねぇ・・・!! 俺は思いっきり加速しすぎていて曲がり角を曲がれそうになかった。 「と・・・止まんねぇっっっ!!!」 そこへ壁にぶつかりそうになり焦る俺の視界にさらに黒い影が飛び込んできた。 え・・・・・・っ?! 1秒で俺は自分のおかれているこの状況を察した。 「あぁぁぁぁーっっっ危ないっ!!!!!」 目を思わず瞑った俺の声が廊下にこだました。 そして叫び
ゆず #1.5
(寛和)
目を思わず瞑った俺の声が廊下にこだました。 そして叫び声も出さないこいつ・・・・誰だよ。 俺らは四方に弾き飛ばされた。 「・・・ってぇ・・・・」 しりもち打った俺は自分のケツをさすった。 「・・・・・・・・・。」 気がついて前に目を向けるとさらっと長い髪の女の子がそこに転げていた。 綺麗な黒髪が廊下のアイボリー色の床にもずくのように広がった。 「ご、ごめんごめん。」 「・・・・・。」 無口な奴だな。悲劇のヒロイン系?黙っちゃって…なんだよ。 そうして俺はこいつのイメージを勝手に決め付けた。 「ん。」 俺は一文字こぼして女の子に手を差し伸べた。 「・・・・・・。」 女の子は軽く会釈して俺の手を握り、なんとか立った。 こいつ軽いなぁ。っていうかこいつ照れ屋? ま、どうでもいいけど。見かけない顔だなぁ・・・ 「痛かったよな、ごめんごめん。これやるから許してよ。」 そういって俺は適当にポケットに入っていたのど飴を彼女の手に握らせた。 その時見えた彼女の国安と書かれたプラスチックの名札には赤印
ゆず #1.8
(寛和)
その時見えた彼女の国安と書かれたプラスチックの名札には赤印がついていた。 「あ、お前1年生なんだ。ごめん、てっきり2年かと・・・まぁいいや。じゃね」 俺はあのときこいつを全く気にかけないで会議室を気にかけていた。 振り向きもせず、うつむく彼女をその場に放り出したのだった。
ゆず #2
(寛和)
「あーっ、蜜柑。いたいた」 あの曲がり角にまだ彼女は突っ立っていた。 黒髪の蜜柑という女の子に元気な印象を与える二つ結びの女の子が手を振った。 「だめでしょ蜜柑、あたしがいなきゃなんもできないんだから」 「・・・・・・。」 蜜柑は苦笑いしてごめんとでも言うかのように両手を顔の前で合わせた。 「でもなんで蜜柑は声が出ないんだろうね。」 二つ結びの子が首をかしげていると「は・つ・み」と口を動かし蜜柑は行こう、と前を指差した。 「あ、ごめん。行こうか」 初美と蜜柑は手をつないでその場を去っていった。
ゆず #2.5
(寛和)
「つっかれたあぁぁぁぁぁあ!!」 俺はHRが終わった瞬間両腕を伸ばした。 「祐ちゃん、お疲れ様。」 そこへ学級委員の佳代子が寄ってきた。 「おぉ・・・萩野今学期から部長だろ?早く行ってきな。」 くるりんと立て巻きロールを揺らした佳代子に俺は優しく言った。 こいつ、よく放課後残ってるから壬坊と残れないんだもんなぁ・・・。 「もぉ、祐ちゃんってつれないねぇ」 くるくる髪を指に巻きながら佳代子は言った。 どういう意味だよそれは。 俺は最近佳代子の日本語が理解できなくなっていた。いつからこいつ祐ちゃんって呼んでたっけ? そうしてため息ついて佳代子は「まぁいいや。また明日ね祐ちゃん、ばいばぁい」と 頬に拳をつけて帰っていった。 あー・・・帰った帰った。 そう思って俺は席を立ち、先生へ課題を提出しに職員室へ急いだ。 「ぬぁーっ!!萩野と話してたら4:30まで間に合わねぇよ!!」 俺はまた階段を駆け下りながら左手首に身につけたデジタル時計を見た。 「・・・・・・・・あ。」 俺は階段の最後の方で加速する足を止めた。 職員室のある1階
ゆず #2.8
(寛和)
職員室のある1階まで駆け下りるとちょうどそこには「・・・・・。」ぺこりとお辞儀している 「あぁあのときの。」黒髪の女の子がいた。 「なに、蜜柑知り合い?」 ん・・・?誰だ? 蜜柑と呼ばれる黒髪の女の子の隣には見かけない二つ結びの女の子がいた。 蜜柑はそいつの問いにこくんとうなずき、ゆずのど飴をポケットから出してそいつに見せた。 「あぁ、この先輩が蜜柑のゆず先輩なんだね?」 蜜柑は頬を染めてこくんとまたうなずいた。 ・・・・はい?俺が・・・ゆず先輩?なんじゃそりゃ。 首をかしげていると階段に立っている俺を見上げて二つ結びの女の子は喋りだした。 「初めまして、あたし1年4組の千葉初美っていいます。」 「あ、どうもこちらこそ。2年1組の唐松です。」 「こっちは1年4組の国安蜜柑。理由があって今声が出ないんです。」 「・・・・・・・・え?」
ゆず #3
(寛和)
「理由があって今声が出ないんです。」 「・・・・・・・・え?」 初美の言葉に俺はさすがにおどろいて蜜柑に目を移すが蜜柑がうつむくせいで前髪が邪魔し、 顔色が伺えない。 声が・・・でない? 「本当はこの子の声とっても綺麗なんですけど、どうしてか出なくって・・・」 「そう・・・なんだ。」 蜜柑とは正反対に初美はハキハキと喋り続けた。 「なんか今日蜜柑にゆず飴を先輩がくれたらしくて、それが蜜柑ものすごく嬉しかったみたいで。」 「あ・・・そんなんで満足してもらえたんだ。」 俺はなんだか照れくさくなって頭をかいた。 「自分が声出ないの知らない人でも普通に接してくれる人が久しぶりにいて嬉しかったって。」 蜜柑はやめてよ、とでもいうかのように腕で初美をつついた。 けれどかまわず無視して初美は続けた。 「っていうか最近、蜜柑の事クラスで浮いている人扱いし始めて・・・。」 蜜柑はさらに赤い顔して「そんなことまで言わないで」と、初美をバシバシ叩いてた。 「年下のように話しかけたり、普通の子と同じように接さないで差別するんです。」 「あぁ・・・そっか。ま
ゆず #3.5
(寛和)
「年下のように話しかけたり、普通の子と同じように接さないで差別するんです。」 「あぁ・・・そっか。まぁ、中1じゃぁね。」 俺はポケットに手を突っ込んで話を聞いた。 蜜柑が決して悪い奴とは思えなかった。 「こんな形であったのも何かの縁なんで、先輩蜜柑とうまく接してください」 初美はにっこり笑って蜜柑を自分の前へと引き出した。 俺の目の前に出てきた蜜柑はりんごのように真っ赤だった。 「おう、いいよ。」にっこり俺も答えた。 蜜柑、結構可愛いし。まぁ悪くないか。 そんな単純なことを思って俺は蜜柑と関係を持った。あの頃はまだこんなことになるとは 思ってもいなかったんだ。俺は幼かったんだ・・・。
ゆず #4
(寛和)
「・・・・・。」 秋風に吹かれ俺はベランダに居た。 「ごめんな。つまんないだろなんも話題なくってさ」 隣には首を横に振る蜜柑。 なぜこの状況になったかというと「先輩!!あたしこれからちょっと塾なんでぇ蜜柑と 話してあげてください。話しかければかけるほど身の内明かすと思うんで。」 と、つい数分前にたにた笑って初美が帰ってしまったからだ。 ったく・・・なんで俺が蜜柑に話さねばならんのだ。 「学校楽しい?」 俺は手すりにひじついて彼女に尋ねた。 蜜柑は自分のスケッチブックに可愛らしいがどこか大人っぽい綺麗な字で 「初美のおかげで楽しいです。」 と書いて見せた。 「そっか。差別とか言ってたけど自分ではどう思うの?」 あきれた笑顔で俺は言った。差別・・・なんて・・ねぇ。 「大丈夫。」 彼女はさっきよりも一回り大きな字でそう書いた。 顔を見るとにっこり笑っていた。 「でも、仲良かった子が突然差別するのは傷ついたはずだし。正直に言えよ。」 俺がため息つくと彼女は図星だったみたいで目にうっすら涙を浮かべた。 「俺にはなんでも話しな。俺
ゆず #4.5
(寛和)
「俺にはなんでも話しな。俺、こういう経験あるからさ。」 「・・・・・!?」 蜜柑は明らかに驚いていた。嘘!!とでも言うかのように口を押さえた。 「だからまぁ、千葉初美さんは国安の声原因不明って言ってるけど自分で何が原因かだいたいは 分かってんだろ?」 俺はそう言って校庭を眺めた。右手にある新館の校舎窓に夕日が反射して俺の目を焼き付けた。 蜜柑はしばらくうつむいて外さえ見ようとはしなかった。 きっとこいつの中にも大きい問題が眠っているはずだ。 そううつむく蜜柑を見て思った。 しかし・・・・・「祐ちゃあぁぁぁぁーんっ!!」下から女の声が聞こえてきた。 「ぁあ!?」 蜜柑も驚いて俺と共に下を覗く。 そこには大きく俺に向かって手を振る 「・・・萩野!?」 がいた。
ゆず #5
(寛和)
「もう、なんでそんな暗い子と一緒にいるのよ。」 萩野は短いテニススコートをはいていた。 「みてみてぇ、似合うでしょ。今日届いたのぉ。あたししか似合ってなくってね、祐ちゃん に見せたくなったの。」 萩野はくるくるまわりながら俺を見上げた。 こいつはたいしてテニスもうまくない。ある学園ドラマかなんかで憧れたらしい。 まぁ・・・単純。 「ねぇ、下に降りてきてよ。」 「はぁ!?」 萩野は俺に向かってそう言った。思わず俺も手すりからひじをずり落としてしまった。 蜜柑は萩野を見てからじっと俺を見つめた。 「国安・・・」 ついそう言葉をもらすと萩野もまた「もう早く!!」とせかす。 うっさいなぁこいつはよぉ・・・ イライラしている気持ちが伝わったのか蜜柑はスケッチブックに「行ってください」と書いた。 「え・・・・。」 蜜柑の顔は笑っていた。
ゆず #5.5
(寛和)
でも、蜜柑の顔の奥は曇っていた。本当は寂しいくせに。 「祐ちゃん、まさかその暗い子のこと好きなの?」 萩野がベランダの下で大きい声を出す。 「ばっ・・・!!ちげぇよっ!!」 まためんどいこと言うなぁこいつはっ 「だったらあたしのとこに来てよぉ。泣いちゃうよ?もぉ・・祐ちゃんの馬鹿ぁ」 萩野はそうやってすぐ涙をためる。 俺はそうやってすぐ涙に弱い。 徐々に暗くなっていく校庭で3人微妙な位置に居た。 「分かったよもお!!行くよ、すぐ行く。」 「本当?やったぁ、祐ちゃん大好き!!」 萩野佳代子は俺にそういって投げキッスをした。 俺は萩野に見えないように顔の前で萩野から飛ばされてきたキッスを掴み取り手を払った。 蜜柑は俺を見てくすくす笑った。 声は・・・出ていないが・・・。