キレイめ・・・第1話
いつもと変わりの無いにぎやかな教室。
しかし、教室の隅で女の子が自分の決意を友達に伝えている。女の子とは、白石ゆめみである。
ゆめみ:「あたし、キレイになるからあ!!」
友達が言った。その子の名は徳永エリ。
エリ:「なんなのよ・・・、イキナリ。」
クールな声だ。
ゆめみ:「だからね、好きな人に見てもらうためには、外見もエリみたいにキレイじゃなきゃ!!」
エリ:「・・・・・。」
ゆめみ:「エリ、キレイになるためには?!」
エリ:「はあ?!あたしに聞かないでよ!!」
ゆめみ:「いいからいいから!!」
エリ:「別に、何にもしてないけど・・・」
ゆめみ:「フ~ン。ヤナヤツ。自慢かよー!!」
エリ:「いちいちうっさいなあ。ほら、席つこうよ。」
《おい!おい!シャーペンかせよ!!》
同じクラスの冬島大だ。彼はなかなかイケテルヤツなので
貸して上げた。
大:「先生ー!!オレ、便所ーっ!!」
先生:「知らない。勝手になさい。」
大:「あーっ。もれるもれる。おっ、ゆめみも行きたそうな顔してんな!!いこいこ!!」
大がゆめみの手をつかんだ。ゆめみはドキドキした。
【な・・・なに?!】
大:「いいから来いよ!!」
そして、教室をでた。大が行ったのは、トイレではなかった。昇降口だった。するとイキナリゆめみの腕をつかんだ。
大:「お前が好きだ・・・」
ゆめみ:「は?!」