民主主義の危機
自民党の森喜朗元首相が8日、菅直人首相と首相官邸で会談
し、同党内に波紋が広がった。
森氏は福田政権下の2007年秋に起きた民主、自民両党によ
る大連立構想の仲介役。
菅政権の苦境を踏まえ、実現に向け再び動きだしたとの見方が
多いが、党内には反発も強い。
会談は硫黄島での旧日本軍の遺骨収集をめぐって、森氏が首相
に持ち掛けた。
首相は記者団に「(遺骨収集に)超党派でしっかり取り組もう
と互いに話をした」と説明したものの、「政局の話はしたか」
との質問には答えなかった。
自民党内では、わざわざ森氏が官邸に直接出向いて話す内容な
のか、「極めて不自然」(幹部)との受け止めが多い。
こうした中、森氏の動きとタイミングを合わせるかのよう
に、自民党の谷垣禎一総裁が8日、07年の大連立に関与した
渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長と会談した。
党幹部によると、渡辺氏は席上、民主党との大連立を打診。同
氏は7日に民主党の鳩山由紀夫前首相とも都内で会っており、
大連立に動き始めたとみる向きがある。
当時、衆院選を控える民主党の反対で大連立は頓挫したが、今
や自民党が野党となり、民主党が政権運営に苦しむ立場。
自民党の閣僚経験者は「閣僚ポストが転がり込むなら、ベテラ
ン議員を中心に批判は出ないかもしれない」と指摘、実現の可
能性があるとみる。
完全な後出しじゃんけんですね。
なんのために選挙をやったのかわかりません。
国会運営のためとはいえ、方針の違う政党が手を結ぶなどあっ
てはならないことです。
