さらなる自動車離れになるのでは
金融庁は十四日、自動車損害賠償責任保険審議会(金融庁長官
の諮問機関)を開き、保険料を二〇一一年度と一三年度に引き
上げることで合意した。
交通事故に伴う保険金の支払いが増え、収支が悪化しているた
め。
引き上げ幅は二十日の次回審議会で決めるが、今年四月から約
12%、一三年度からさらに約15%上げることで調整する。
引き上げは〇七年度以来、四年ぶり。
現行の自家用車一台の保険料は、二年契約で二万二千四百七十
円(沖縄県・離島を除く)。
12%の値上げで、四月からの保険料は二万五千百円程度。
一三年度からの約15%の値上げで、二万八千九百円程度と見
込まれる。
自賠責保険料は〇八年度に、交通死亡事故の減少や運用益の契
約者への還元などで、約27%引き下げた。
その後、後遺障害が残る交通事故の増加などで保険金の支払い
が増え、〇八年度から年間二千億円を超える赤字が続いてい
る。
自賠責保険は、すべての自動車とバイクの保有者に加入が義務
付けられている。利用者の負担増となるため、この日の審議会
では、自動車業界の委員から「まずは、保険代理店の手数料な
どコストを引き下げる努力をするべきだ」といった異論が続出
した。
自賠責保険料の積立金の一部約六千億円が、国の一般会計に繰
り入れられ、繰り戻しが財政難から先延ばしされている問題に
ついても、「繰り戻しの計画を明確にしないうちの引き上げに
は、ユーザーは納得しない」との意見が出され、金融庁は引き
上げ幅を抑えるよう調整を進める。
減税の次は増税ですか・・・・
