「音楽事務所」というビジネスの終焉
CHEMISTRYやSEX MACHINEGUNSが活動休止を発表するなど、
最近も音楽業界からは暗いニュースばかりが聞こえてくる。活
動休止が相次ぐ背景には、CDやダウンロード販売の不振による
「音源不況」があるのは言うまでもないが、ここにきて「音楽
事務所というビジネスモデルが崩壊しつつある」との指摘も出
てきた。
「小林幸子のような個人事務所は別ですが、複数のバンドや歌
手を抱える音楽事務所はどこも経営状態が悪化しているんで
す。バンドが活動を休止するのは、メンバーに十分に給料が払
われていない、というケースがほとんど。CD等の印税収入があ
るからという理由で、メンバーの基本給は10万円以下に押さえ
られていることが多いのですが、いまやCD売り上げの激減で年
収100万円前後のバンドマンが続出。これでは食えないという
ことで、たまらずメンバーが辞めていくのです」(音楽事務所
関係者)
最近、音楽業界を駆け巡っている「Mr.Children解散説」も、
所属事務所である烏龍舎の経営不調とセットで語られているよ
うだ。
「ミスチルは4月から6月までデビュー20周年記念のツアーを行
いますが、実はこれをもってバンド活動を当分の間休みたい、
というのがメンバーの意向といわれています。同事務所の経営
がいまひとつで、シングルやアルバムを頻繁に出すよう催促さ
れることに桜井和寿がうんざりしているとの情報も。とはい
え、同事務所の経営もミスチルありきの面が強く、両者の駆け
引きが続いているようです」(前出の関係者)
経済状態でアーティストが活動を止めるというのは夢も希望も
ない話だね。
