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![]() 蚕紫 |
続き(遅くなってスマソン花火の火が消えたとき、修平が立ち上がった。そして二人は皆から離れて何処かへ消えた。 俺がそれを追いかけようと思ったときだった。俺の足に冷たい水がかかった。 宏哲「つめてぇッ・・・・」 強志「あちゃぁ・・・湯浅、足元に気を付けろよ。」 俺は近くにあった水が入っているバケツを蹴ってしまったのだ。 遙「馬鹿~、何やってんのよ。早く水、汲んできて~」 宏哲「何で俺がっ・・・」 遙「アンタが零したんでしょ~」 そう言って遙は花火を俺に向けてきた。 宏哲「アッチぃ~、つったく・・・・」 俺が二人が消えた方を見るともう影は無かった。 亜里沙「アリサも行く~」 宏哲「え、ついてくんの?」 仕方なく俺は高村を連れて近くの給水所に行った。俺はバケツに水を入れながら言った。 宏哲「オマエさぁ・・・何でついてくんの?」 亜里沙「え~だって・・・――――」 高村が改めながら俺の顔を見た。 亜里沙「センパイの事が好きだからw」 (え・・・・) 胸の奥を何かに突かれたような鼓動が襲った。 宏哲「で、でも・・・それって。今日だけのことだろ?それで好き・・・・なんて・・・」 亜里沙「ううん、前から好きだったの!入学した時からっ」 宏哲「そん・・・・・そんな、俺・・・・」 「・・・・・・・・・」 沈黙の中にバケツから溢れた水の音が響く。 亜里沙「返事は今度でいいから♪先行ってまーす!」 そう言って高村は皆の方へ走っていった。 (何の為に来たんだ・・・アイツは) ≪センパイの事が好きだから・・・・≫ 宏哲「・・・・・・・・・・・・・・はぁ、帰るか。」 俺はバケツを持って皆の方へ帰ろうとした。その時だった。 続く 👍 [No31] 2003/08/05 20:06 ![]() | ![]() 蚕紫 |
![]() もえこ |
![]() ゆきの |
![]() 蚕紫 | 続き~(話抜かしまくり ^^;仕方なく俺は高村を背負って沖に向かって泳いだ。 宏哲「こんくらいでいいだろ?」 亜里沙「わぁ~~スッゴイ遠くまで来たねw」 そのとき高村の手の感覚が肩から無くなった。俺が後ろを向くと 亜里沙「キャーーーーッ、足が付かないーー!」 溺れている高村がいた。しかも結構離れたところに。 宏哲「馬鹿っ、何してんだッ」 俺は急いで助けにいった。::::::::::: 亜里沙「ゲホゲホゲホ・・・・」 宏哲「馬鹿野郎、何やってんだよ。足付かないに決まってんだろ?」 亜里沙「センパイ・・・・」 宏哲「何だよ」 亜里沙「センパイ大好きっwアリサのために必死助けてくれたんだよねッ♪嬉しいw」 高村は大胆にも抱きついてきた。まぁ少し嬉しかったけど・・・。 宏哲「い、いや・・・別に必死じゃ・・・」 そのとき俺の頭に何かが当たった。 強志「よ、お二人さん」 海棠強(かいどうつよ)志(し)。サッカー部。よく俺に突っ掛かって来たりする。 亜里沙「あ、ハルカ先輩w」 遙「抱き合っちゃって、ラブラブなんだから♪」 俺の頭に当たったのは2人が乗った、浮き輪ボートだった。 宏哲「ウルセェ二人組みが来たもんだ・・・」 強志「ウルセェとは何だ」 遙「それよりアンタ、朝熊君に誠とられちゃってるけど、いいの?」 宏哲「な、なんでそんなこと俺に言うんだよ。」 遙「何でって・・・」 強志「ねぇ?」 遙「まぁ、取りかえすんだったら今のうちだよ」 そういって遙達はボートをこいで行ってしまった。 宏哲「・・・・・・」 亜里沙「センパイッ」 宏哲「あ、・・・な、何だ?」 亜里沙「ハルカ先輩とあの先輩って付き合ってるんですか?」 宏哲「いや、ただの幼馴染。」 尾崎と海棠は仲が良い。でも特別恋人同士というわけでもないらしい。 亜里沙「そっかぁ、でもあの二人みたいにアリサ達もラブラブになりたいねっw」 宏哲「・・・・・・・?どういう意味だ?」 亜里沙「もう、センパイの鈍感っ!」 そして亜里沙は俺の背中を叩いた。 宏哲「いてっ」 亜里沙「出発進行――――っ♪」 宏哲「出発ッたって何処に・・・―――」 亜里沙「兎に角、沖の方に泳いでっw」 宏哲「ハイハイ・・・・」 そんなカンジで俺は夕方まで高村に弄ばれたのだった。 ::::::夕方:::::: 修平の掛け声で皆修平の(←ここら辺強調→)リゾートへ戻った。 強志「うっわ~、スゲェでっけえ!!」 博之「広すぎだイクラなんでもっ」 遙「こんな所に本当に泊まっていいの??」 修平「全然いいよ、家族でも来ること少ないからね。」 強志「勿体ねぇ~~」 そして俺達は夕飯を食べて、外で花火をした。 ::::::::::::::: 遙「あっ、線香花火アタシが取ろうと思ったのにィ~」 強志「早い者勝ちだ、バ~カ」 (低レベルな争いだな・・・) 亜里沙「やっぱり仲良いなぁ~w」 宏哲「あ~、そうだよなぁ」 (って何で俺はこいつと一緒にいるんだヨ!) (俺は誠と話したいのに・・・・) そう思って横を見ると誠と修平が一緒に居た。 修平「ちょっと・・・・」 花火の火が消えたとき、修平が立ち上がった。 👍 [No28] 2003/08/02 12:48 ![]() |
![]() ゆきの |
![]() 蚕紫 | 続き~:::::::翌日8:00:::::: 修平「おーーー来た来たーッ」 宏哲「・・・・・・」 俺は仕方なく(本当は来たかった)バス停へ行った。 修平「何だかんだ言って、来てんじゃん。」 皆バスに乗り込んだ。俺は修平の隣に座った。 修平「よし!皆、今日は海で楽しむぞ~~~!」 「イエーーーーイ!!」 誠「・・・・・・・・・・」 宏哲「あ、まこ・・・―――」 俺が誠に声をかけようとした瞬間、俺の目の前に2人の女子が立ちはだかった。 亜里沙「あのォ~湯浅先輩w」 宏哲「・・・・・へ?」 亜里沙「隣いいですか?」 宏哲「あ、あの・・・―――」 修平「あぁ、いいよ。俺は構わないから。どうぞ、どうぞ。」 そういって修平は席を空けた。 宏哲「ちょ、ちょっと・・・」 修平「あ、天野はこっちね。」 もう一人の女子は修平の隣に座った。2人とも見たことの無い顔だった。 修平「改めて紹介するよ。そちらは、高村亜里沙(たかむらありさ)。女バスの1年だよ。」 亜里沙「よろしくお願いします、セ・ン・パ・イv」 宏哲「は、はぁ・・・・」 修平「んで、こっちが天野(あまの)真樹(まき)。同じ女バスの1年。」 天野は顔を赤くしてペコリと頷いた。 修平「多分初対面だろ?高村の方は人見知りしないから大丈夫。」 (何が大丈夫なんだか・・・) その時、無性に背中に視線が刺さるのを感じた。 (なんだ、この違和感は・・・) 亜里沙「センパイっセンパイは何部なんですか?」 宏哲「え、お・・・俺??野球部だけど・・・」 亜里沙「えーー格好良い~~♪何処持ちですか??」 宏哲「えっと・・・ライト・・・」 亜里沙「ってことは、足速いんですね~キャ~w」 宏哲「ま、まぁね・・・・」 遙「ちょっとぉ~~ウチの後輩をたぶらかさないでよねッ」 横から尾崎が首を突っ込んできた。尾崎(おざき)遙(はるか)。バスケ部で、 面倒見のいい俺の姉御みたいな存在。悪く言えば口うるさいババアだ。 宏哲「たぶらかすってなんだよ~!俺はそんなっ・・・―――」 遙「亜里沙も、こんな馬鹿と話してると馬鹿が移っちゃうよ、」 宏哲「あのなーー!」 修平「あ、着いたぞ。」(早っ) :::::::海::::::: 博之「おぉ~~海だーーー!」 修平「ははは、荷物は運んどいてもらうから、もう泳いでいいよ。」 遙「朝熊君ってお金持ちだよね~」 修平「そうでもないよ。」 博之「つーか周り誰も居ないジャン!」 修平「俺っち土地だからね」 修平は社長の1人息子で、ボンボンだった。 誠「・・・・・・」 誠は浮かない顔だった。俺は今度こそ、声をかけようと身をのりだした。 亜里沙「センパイw一緒に泳ぎましょ♪」 宏哲「あ、俺はちょっと・・・」 博之「おぉ、アソコの二人いいカンジじゃん」 修平「ホント、ホントw」 宏哲「誰がだっ」 俺は高村に腕を引っ張られ、海に引きずりこまれた。 亜里沙「センパーーイッ」 高村が俺に飛び乗ってきた。 宏哲「わっ、ちょっと・・・・」 亜里沙「ね、深いとこまで行こうよ~w」 (行こうよ~、というか連れてってと言っているカンジだ。) 仕方なく俺は高村を背負って沖に向かって泳いだ。 続く★ 👍 [No26] 2003/08/01 17:19 ![]() |
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![]() 蚕紫 |
![]() ゆきの |
![]() まり |
続き(遅くなってスイマセン)俺は違うほうへ頭を動かそうとした。が、どうも気になる・・・ (少しくらい覗いても平気だよな・・・) 俺は欲望には勝てなかった。壁から少し顔を覗かせた。が 誠「馬鹿、アタシの胸なんかペンチャンコって言ったのは何処の誰だっけ?」 宏哲「ヤバ・・・・・」 誠「お前、最低だな。ここに来たのもこうゆう企みかよ。」 宏哲「ち、違・・・――――」 誠は荷物を持って体育館を出た。俺もそれに急いでついて行った。 誠「お前の告白、少し考えようと思ってたけど、そんな気無くした。」 宏哲「え・・・・」 誠「帰れよ。このあと職員室に体育館の鍵、返さないといけないし。お前とは帰りたくない」 宏哲「あ、ちょっと待って・・・―――」 誠は体育館のドアに鍵をかけ、校舎へと向かっていった。 宏哲「・・・・・・・・・・・・」 :::::::夜:::::::: 母「ヒローーーー、電話~~~」 宏哲「あぁ~~?誰から~~?」 俺は不機嫌だったので部屋から叫んだ。 母「朝熊君――――」 (え?) 俺はベッドから飛び起きた。ドタドタと階段を下り、受話器を取った。 宏哲「もしもし?」 修平[あ~湯浅?俺だけど、おまえさぁ森嵩、怒らせたそうじゃん?] 宏哲「え・・・・」 何で知っているの?と聞きたかったが口が動かなかった。 修平[森嵩は俺が貰ったな。] 宏哲「・・・・・そんなことを言うために電話したのか?」 修平[んなわけないじゃん、それにそんな怒ることないだろ?俺達これでもダチなんだからよ] 宏哲「・・・・・・・で、用件は?」 修平[あのさ、明日の休み空いてるだろ?皆で泊り込みで海行こうと思って。] 宏哲「海?・・・・・・誰と」 修平[まず、佐々木だろ。それに海棠、飯嶋・・・・で、女子は尾崎、1年の天野、高村。それから・・・] 修平[森嵩] その名前を聞いたとき、何かが胸に突き刺さった。 宏哲「お、俺・・―――」 修平[明日8:00に学校前のバス停な。じゃあ。]ブチッ・・・・ツーーツーーツーー・・・ 宏哲「マジかよ・・・・」 続く★ 👍 [No21] 2003/08/01 09:11 ![]() | ![]() 蚕紫 |
![]() ゆきの |
![]() プリッツ☆ |
![]() 蚕紫 | 前の続きそこにいたのは誠だった。誠は剣道着を着ていた。 宏哲「お前、剣道部だったんだ・・・。」 誠「うん・・・・」 宏哲「あ、邪魔した・・・かな?」 誠「ううん、もう終わりにしようと思ってたんだ。入りなよ。」 俺は、ゆっくり体育館に入った。 誠「湯浅は、野球部だったんだな」 宏哲「え、なんで知ってんの?」 誠「佐々木がさ、『湯浅に任せて大丈夫かな・・・』ってずっと心配してたからさ。」 (信用してなかったのか、あの野球馬鹿め・・・) 宏哲「そっか・・・、誠はここで何してたの?」 少し気まずかったから俺はカタコト言葉で話した。 誠「アタシ?1人稽古。素振りとか打ち込みとかね。」 宏哲「へぇ、頑張るんだ。」 そういいながら俺は誠が手拭いで汗を拭いているのに少し見とれていた。 誠「これでも部長だからさ」 宏哲「え?剣道部って男女混合なんじゃ・・・」 誠「あぁ、男子には任せられないし、顧問に進められたんだ。」 宏哲「凄いな、でも何で今稽古してんの?」 誠「部長会で部活出来なかったからね。剣道好きだし」 (可愛い・・・・) 誠「何かを好きになたり、夢中になったり出来るの、格好いいじゃん?」 誠は胴を取りながら話した。 誠「お前は何しにきたんだ?」 宏哲「俺は部活の片付け。皆疲れてるだろうから、俺が引き受けたんだよォ~俺野球好きだからさァ~」(←嘘つけ) 誠「そっかぁ、偉いね。」 宏哲「ありがとう・・・・・・・・」 俺は少し悲しくなった。今日、あんなことがあったのに誠は笑顔で話してくれる。 こんなときでも誠が俺のことをどう想ってるか知りたい。コンナ俺が悲しい。 誠「湯浅?どうした?」 宏哲「え、何が?」 誠「何がって・・・ボーっとしてるから」 宏哲「いや、何でもないよ。」 誠「そっか、アタシちょっと着替えてくるからさ、湯浅はもう帰る?」 宏哲「え・・・」 本音は一緒に帰りたいんだけど・・・・でも自分から言うのはなぁ・・・。 誠「どうするんだよ、一緒に帰るか?」 宏哲「い、いいの??」 誠「別にいいよ。じゃあちょっと待ってて。」 そういって誠は部室へ入っていった。 体育館の中にガサガガという音が響く。 (う~体育館に2人だけとは・・・) うちの学校の体育館は校舎と少し離れている。その中は密室と同じだった。 俺の鼓動は早くなった。 (やばい、やばい、変なこと考えちゃ駄目だ・・・・・) 俺は違うほうへ頭を動かそうとした。が、どうも気になる・・・ 👍 [No18] 2003/07/30 13:00 ![]() |
![]() ゆきの |
![]() まり | ここからいいとこなんだよねぇ。。つずき^^早く~☆☆ 👍 [No16] 2003/07/30 11:04 ![]() |
前の続き(ここはあまり面白くない)俺は部活だけは出ることにした。 俺は野球部。こんなんでも副部長だ。3年が引退して2日目。 前から部活はサボっていたのに、なぜか副部長に推薦されてしまった。 責任感をもたせて部活に来させようと思ったのか・・・・・。 修平はバスケ部部長。一昨日3年が引退したので、昨日は休暇だったんだが・・・。 野球部は休暇の次で張り切っているようだ。 1年「湯浅先輩こんにちはー」 1年「先輩こんちはー」 宏哲「ハイ、ハイ」 俊之「よぉ、湯浅。」 宏哲「お、張り切ってるみたいだな。さ・さ・き・部・長。」 こいつは佐々木(ささき)俊之(としゆき)。部長だ。熱血野球マン。俺とは全く正反対。 俊之「いや、今日はお前が部長だ。ゆ・あ・さ・副・部・長。」 宏哲「はぁ?」 (俺は今そんな気分じゃないのに・・・) 俊之「部長会があってさ。会議室に行かないといけないんだよ。」 宏哲「へぇ~、でも嫌だ。俺、今そんな気分じゃねぇもん」 俊之「じゃあお前が会議に出るか?」 宏哲「部長会に?」 (部長会ってことは・・・部の部長が来るんだよな。としたら・・・―――修平が来るってことじゃねぇか。) 宏哲「わ、わかった。俺が部長代理でやってやるよ。しかたねぇなぁ」 俊之「そうか、じゃあ頼んだぞ。」 (今日は修平とは顔をあわせたくねぇもんなぁ) 宏哲「つっても柄にあわねぇな。」 :::::::部活動終了::::::: 「有難う御座いましたーーーーぁ」 (部活が終わり、挨拶をして、片付け・・・・って) 宏哲「お前らーーーー(部員)何故に帰ってる!!片付けてけよ、おい!」 部員はズカズカと帰ろうとしていた。 1年「え、片付けは部長の役目ッスよ~」 2年「そうですよ~ブチョー」 2年まで敬語を使ってからかってきた。そして笑いながら部員はグラウンドを後にした。 宏哲「え・・・俺一人で片付けるわけ??」 野球部の部室(倉庫)はグラウンドから離れた体育館の裏。 そこまでこのバットやらボールやら持っていくなんて・・・ 宏哲「考えられん。」 俺は近くの1輪車を借りて運ぶことにした。 :::::::::::: 宏哲「何とか・・・・運べた・・・ハァ・・・」 その時体育館からドン、ドンという音が聞こえた。 宏哲「何だ?この音・・・・」 俺は体育館のドアを開けた。そこには 誠「・・・・誰?」 宏哲「ッ・・・・誠ッ」 誠「湯浅ッ!?」 そこにいたのは誠だった。誠は剣道着を着ていた。 続く 👍 [No15] 2003/07/29 20:14 ![]() | ![]() 蚕紫 |
![]() ゆきの |
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![]() 蚕紫 | 前の続き誠は一回息を吐いてから、ゆっくり話し出した。 誠「だけどさ・・・・・アタシ、お前のこと嫌いじゃないよ。」 俺はその言葉の意味が解らなかった。 (え、それって・・・・) 誠「あ、もう2時限目じゃん、」 宏哲「え、・・・・ぁ、本当だ」 誠「アタシ、もういくよ。じゃあな」 そういって誠は走って行ってしまった。中庭に沈黙が降り立った。 俺は展開の早さに乗り遅れたようにただ突っ立っていた。ハッ、っと俺は思い立った。 宏哲「誠にしてやられたーーーーーっ」 (返事が訊けなかったじゃないかっ) (俺の馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿~~~) 宏哲「でも・・・・・・・」 〔お前のこと嫌いじゃないよ・・・・・〕 その言葉が頭の中をグルグル回る。 宏哲「どうゆう意味だろう・・・・」 俺はまたベンチに横になった。そして俺はそのまま眠ってしまった。 :::::::::::::::: 修平「おい、湯浅。湯浅っ」 宏哲「う~~~~~」 修平「おい、起きろ!起きろよ!」 宏哲「う~・・・誠~~」 俺は意識不明のまま修平に抱きかかった。 修平「わっ、バカッ・・・俺は誠じゃ・・・」 俺は薄目を開けた。そこには修平の顔があった。俺はすぐさま離れた。 宏哲「ゲェ~~ゲホ、ゲホ・・・おま・・・修平、どうゆう趣味してんだよ」 修平「オマエが抱きかかって来たんだろーが!」 宏哲「俺が?嘘付け~~」 修平「『誠~~~~』っていって飛び掛ってきたんだよ。」 (それなら少し身覚えがある・・・・・) 修平「昨日からおかしいと思ってたんだけど、お前森嵩に惚れてたんだな~~へぇ・・・」 宏哲「ち、違うっ」 修平「昨日の帰り怒ってたのは俺とアイツが話してたのを見たんだろ~?」 宏哲「違ッ・・・―――」 修平「違くはないよな。」 修平は俺の顔を覗き込むようにして見てくる。 修平「大丈夫、アイツは俺が仕留めとくからさ」 宏哲「なッ・・・・」 そうゆうと修平は俺にパンを投げつけてきた。 (これは、俺の昼飯じゃねぇか。) 時計を見るともう12時半をまわっていた。 修平「持ってきてやったんだ。感謝しな。」 修平はパンを銜えて消えていった。 俺は改めて修平の言葉の意味を考えた。 〔アイツは俺が仕留めとくからさ・・・・・〕 (もしかして、修平も・・・・) 俺は教室に行くのがイヤになってそのまま中庭のベンチに座っていた。 👍 [No12] 2003/07/29 10:10 ![]() |
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![]() せせ |
![]() ゆきの |
前の続きです誠「何叫んでんだよ。センコーにバレるぞ」 宏哲「ま、誠――――・・・・」 誠「名前で呼んでくれるとは、光栄だな」 (苦笑い・・・怒ってるのかな・・・?) 宏哲「・・・・・なんで来たんだよ」 誠「アタシが何処に行こうと勝手だろ」 沈黙・・・・。誠の顔が切なく見えた気がする。 誠「ここ・・・アタシのお気に入りの場所なんだ」 宏哲「・・・・・・・」 不意に誠の顔を見た。笑っていた・・・と思う。苦笑いだったかもしれないが、ほのかに顔が赤かった。 誠「よくここでフケってるお前を見るのが楽しかった。」 宏哲「え・・・・・・・・・」 目の前が真っ白だ。嬉しさ、で。 誠「なんてね、」 (可愛い・・・・、あ、言わなきゃ。この気持ち・・・抑えられない・・・) このとき、俺の口が勢いで開いてしまった。 宏哲「あのさぁ・・・・」 誠「ん?」 宏哲「・・ぁ・・・・・・・」 (あ~、言い出したのに口が動かない・・・) 好き、好きだ・・・・・違う、ぅ・・・何だ、この気持ち・・・・。 (言わなきゃ・・・・・でも・・・) 誠「何だよ」 宏哲「あのさぁ、こっから言うの。マジにしないで、いいから」 誠「は?何それ」 宏哲「あの、・・・・・俺よくわかんないんだけど。・・・」 誠「・・・・・」 宏哲「お前のコト、好き・・・・みたいなんだよ、いや、マジじゃないけど。や、マジ。あ、違・・・」 (何言ってんだ俺・・・) 宏哲「あの、その・・・・」 誠「・・・・・・・・・・・・・・・」 宏哲「俺、俺・・・・・・初めてなんだコンナ気持ち、だから良くわかんなくて・・・」 誠「無理しないでいいから。」 (あ・・・・、優しい。優しい、俺に・・・こんな俺に・・・・・やっぱり好き、かも・・・) 宏哲「その・・・・前までなんとも思ってなかったんだけど、いや、薄々そんな気もしてたけど・・・・」 (あ~。駄目だ。上手く喋らないと・・・) 宏哲「昨日。・・・中庭で修平と話してるの見て、嫉妬・・・っていうか・・・」 誠「あ、・・・見てたの?」 宏哲「うん・・・・・、その時からなんだ。胸の奥につかっかるモノが出来たのは・・・・」 誠「・・・・・・・・」 宏哲「・・・・ぁ、とにかく、俺は。お前が・・・・」 俺は誠の顔を見た。誠は切ない顔をしていた。 宏哲「俺はお前が・・・・好き、だ」 誠「・・・・・・・・・・・」 沈黙が続いた。俺は誠の返事を待つことしか出来なかった。 誠「・・・・湯浅は・・・・さ、不器用で、鈍くて、女の気持ちなんて全然分かってなくて、馬鹿で、単純で、授業フケてばっかりで、・・・―――」 誠は一回息を吐いてから、ゆっくり話し出した。 続く★ 👍 [No7] 2003/07/28 14:04 ![]() | ![]() 蚕紫 |
![]() ゆきの |
![]() 蚕紫 |
![]() 蚕紫 | 前の続きです、今回は短く。宏哲「なんでだよ!」 そのとき修平が教室に入ってきた。 修平「お早う~」 宏哲「おっす」 誠「あ、朝熊!」 誠は席を外し、俺の側から離れた。少し寂しかったのを覚えてる。 (誠・・・・) 宏哲「あ~~~~っもうッ」 女子「何やってんの?」 宏哲「ウルセェな、そんなんだからモテねぇんだよ」 女子「な、何がよぉ~!!それとこれとは全然関係無いでしょ!」 宏哲「あー!こんな奴らとHRなんかやってられるかよ」 女子「なにそれーー!」 宏哲「うっさい、うっさい」 そういって俺は教室を出、中庭に行った。中庭はセンコー達が目を向けない唯一の俺の居場所w 宏哲「あぁ~、何やってんだ俺はぁ・・・」 (馬鹿だな、まったく) ベンチに横になっていた俺の目の前に見たくない顔が浮かんだ。 (誠・・・) 宏哲「だぁぁーーーー!!」 俺は顔を赤くして起き上がった。が、またしても災難・・・・。 続く★ 👍 [No4] 2003/07/28 09:04 ![]() |
![]() 葵 |
![]() ゆきの | こうゆうの学校であるもんだよねぇ~この小説いい~ってか、学校で ありそうな感じだよねぇ!! 👍 [No2] 2003/07/27 22:45 ![]() |
小説★俺は湯浅(ゆあさ)宏(ひろ)哲(あき)。雅(みやび)河(かわ)西方(せいほう)中学の二年だ。 今年もまた暑い日が続く6月だ。が、今日はそれに増して暑かった。 宏哲「あちぃ~~~~~・・・・」 冷たい机にへばり付きながら言った。 宏哲「なんだ今日は?異常気象かッ」 修平「記録的な猛暑らしいぞ」 下敷きで扇いぎながら答えたのは朝(あさ)熊(くま)修(しゅう)平(へい) 男子は上半身裸になり、涼んでいるが女子はどうしようもない。 女子「ちょっと男子ぃ!服着てよ!!」 修平「何だよ女子ぃ・・・・」 宏哲「お前らだって脱げばいいじゃん♪」 教室に男子の笑い声が巻き起こった。女子はふてくされている。 誠「お前等、よく女子にそんなこと言えるよな。失礼だと思わねぇのか?」 森嵩誠。こんなんでも女子。誠はどこか男勝りなところがあった。 そのせいか、女子は男子との喧嘩にいつもコイツを連れてくる。 宏哲「うっせーな、『暑けりゃハダカになりゃいいじゃん』っていってるだけだろ?」 そうそう、と後ろで男子が頷く。誠は眉の間に皺をよせる。 宏哲「どうせお前の胸なんかペッチャンコなんだからよ~」 修平「おい、馬鹿!」 一気に教室中が静まり返った。暫くたって男子の『ヤバイ』の声に混じって女子の非難の声もあがった。 誠は勢いを付けて机を叩き、宏哲を睨み付けた。そして教室を出ていった。 女子「湯浅最低―――――――!!」 男子「湯浅最低―――――――!!」 宏哲「なんだよ男子までッ!」 修平「お前絶対に森嵩のこと傷つけたよ。」 宏哲「そうか・・・・・?」 女子「そうに決まってるでしょ!」 俺は皆が言う、不器用で鈍い人という者だった。女の気持ちが全く解らないのだ。 修平「謝っとけよ」 修平はそれだけ言って自分の席に着いた。 授業が始まっても誠は帰ってこなかった。『彼奴は短期だからなぁ』と近くの男子が言っていた。 :::::::昼休み::::::: 俺は窓から中庭を見下ろした。そこには誠の姿があった。 (森嵩・・・・・) 宏哲は少し考えてから思った。 (謝った方がいいよな・・・・) 俺は階段を急いで下りた。中庭に繋がる通路に出たとき、足の動きが止まった。 俺の目に映ったのは修平と誠が話している姿だった。 二人は仲良く話しているようだった。俺は何もしないでその場を去った。 :::::::放課後::::::: 修平「なんだよ宏哲。元気無いじゃん」 修平は人の気も知らないで笑いながら話しかけてきた。 宏哲「別に~~」 (なんで俺はふてくされているんだろう・・・) 自分の心が解らなかった。 (森嵩・・・・) 修平「おい、宏哲!宏哲!!」 宏哲「あ、・・・・あ?何!?」 修平「なんだよボーっとして・・・・なんか変だぞお前」 宏哲「そんなことねぇよ、じゃあな。」 俺は別れ道を修平と逆方向に歩いていった。少しの間、修平の視線が背中に刺さるのを感じた。 ::::::::::::::: 俺は風呂に入りながら考えた。 (俺は森嵩のことが好きなのかもしれない) 俺は今までに、あんなに嫉妬することも無かったし。でも・・・・ (森嵩も男子とあんなに楽しそうに話してたの初めて見た・・・・) 俺はまたムっとして頭を湯船に沈めた。 :::::::次の朝::::::: 俺はムシャクシャしてたからか早く学校に着いた。 教室には誰もいなかった。暫くたってから、足音が聞こえた。 誠「・・・・・おはよう」 俺はその低い声に反射的に挨拶を返そうと声の主の方に振り返った。 宏哲「も、森嵩ッ・・・・・・・・・」 誠「・・・・・・・・・・・湯浅」 誠は俺から目を離し、席に座った。 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 長い沈黙が続いた。 宏哲「昨日は・・・・」 俺が言い出した時、誠と目があった。俺は少し熱くなり、目を反らしていった。 宏哲「すまなかった」 誠の言葉を待った。その時間がやけに長く感じた。 誠「・・・・・・・・・別に、いいよ」 少し切ない顔をした。それが俺の胸の奥を突いて、俺は顔が熱くなるのをカンジた。 誠「だけど、女には優しくしろよ。」 宏哲「お前も、男に優しくしろよ?」 反射的に出てきた言葉がその場を和ませた。 誠「馬鹿、アタシはいつでも優しいっつーの」 宏哲「何処がぁ~」 その時ドアが開いた。 女子「あー!湯浅ァ!!またマコッチャンのこといじめてるんでしょー!!」 女子「うわぁ~~」 宏哲「コラ、女子!デタラメ言うな!!」 誠「あ~、違うんだよ」 女子「・・・・そうなんの?」 女子「でも、マコッチャン。湯浅には注意した方がいいよ! 👍 [No1] 2003/07/27 22:26 ![]() | ![]() 蚕紫 |
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