政令指定都市とはちょっと違うのです。
東京都の場合、東京都は特別行政区といって他の政令指定都市とは少し違うのです。
特別区
地方自治法は、東京「都の区は、これを特別区という」と述ぺています。いわゆる東京二三区です。
行政区
しかし、東京以外の十二の大都市(北から順に札幌、仙台、千葉、横浜、川崎、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州および福岡・・これを「政令指定都市しといい、市でありながら都道府県に類似の機能が認められています〉にも「区」があります。特別区と区別する意味で、後者を「行政区」といいます。いま、東京、名古屋、大阪に共通する「港区」を例に取って次のように並べてみると、なぜ東京都の区だけが「特別」であり、行政区とどこが違うのかが明確になります。
東京都 港区
北海道 札幌市 厚別区
宮城県 仙台市 青葉区
大阪府 大阪市 浪速区
特別区と行政区の運い もうお分かりだとは思いますが、東京の港区は名古屋市や大阪市、そして東京都の他の市町村(たとえば八王子市)と同格の地方公共団体であるのに対して、名古屋と大阪にある港区の方は名古屋市・大阪市の単なる内部区分、つまり地方公共団体の行政区面の一つにすぎないのです。地方公共団体は法人なので、東京の港区は東京都という普通地方公共団体とは別個の法人格を持ちますが、名古屋と大阪の港区は、名古屋市・大阪市から独立した法人格を持たない、というのが違いです。
このような「地方公共団体(法人)としての区」は、日本全国でも東京にしか存在しないので、「特別」区と呼ばれるのです(なお、人口だけでみますと、東京の港区は十六万人、名古屋の港区は十四万人、大阪の港区は八・九万人と、なかなかいい勝負です)。
特別区の機関 特別区には、機関として、「議会」「区長」「委員会」および「委員」が置かれます。特別区は、特別地方公共団体の中では、普通地方公共団体に最も近い存在です。