新幹線品川駅が作られた理由
東海道新幹線は、本来は片道1時間当たり最大で15本の列車を走らせることが可能である。
しかし、東京駅と品川駅との間には、大井車両基地に向かう分岐点があり、15本のうち3~4本は回送列車が通る(つまり車両基地→東京駅や、東京駅→車両基地を通る列車)。そのため分岐点-新大阪駅間では、最大11本程度しか走らせることが出来なかった。
そこで、新幹線品川駅を建設し、品川駅で折り返す営業列車を設けて、品川―新大阪間の列車本数を15本にする、という計画であった。
ところが、JR東海は開業後も当面1時間当たり最大11~12本のダイヤを続ける方針だ。乗客が増え続けるという予想が外れ、利用客が横ばいになったためである。このため、新駅の建設目的は「輸送力増強」から「航空機との競争」に比重が移っている。航空各社が増便や割引料金の導入を進めたためである。
品川駅開業に合わせ、「のぞみ」の本数が増えて自由席が新設される。そして「ひかり」「こだま」の自由席と同一料金になる。
品川で降りれば渋谷、新宿方面へのアクセスが便利になる。また品川の近くには羽田空港があり、羽田から品川駅に移る乗客も増え、新幹線の乗客の減少に歯止めをかけられると期待されている。
でもこの質問は「東京に住んでいる人で、新しく誕生する新幹線の品川駅は必要ですか?」だから、東京の人にはあんまり関係ないだろうけど。