| メニュー | 検索 | ヘルプ |
| オリラン > ユーザテーマランキング > [真・リレー小説] > [―輝く明日が僕たちを待ってる―] > BBS 1ページ |
| 一覧 / BBS新着 / おすすめ / 登録 / 投票中 / 掲示板 |
![]() 葉 | ACT,2 四角いトライアングル「ハル~、クラス別れちゃったね。今のクラス最悪なの~」 ユキが、悲しそうにもたれかかってきた。 ユキは、岳斗の気持ちを知らない。 知ってたら、優しい性格のユキが、こんなコト言うはずない。 しかも、岳斗の目の前で。 「さ、最悪って、そこまで言わなくても・・・」 「だって~、全然カッコイイ人いないんだよ。ハルもいないし」 その言葉に、やっぱり岳斗は真っ先に反応した。 いつも通りに振る舞おうとはしていたようだけど。 でも、やっぱりちょっとは震えてる。 ユキは、そんなコトお構いなしで、どんどん話しを進めてる。 「あ、そうだ。岳斗、お願いがあるんだけど」 ユキが、ニコッと笑顔を浮かべて、岳斗に話しかけた。 瞬時に岳斗の顔は、ポッと赤く染まったのが、あたしには分かった。 「あのね、明日テストあるでしょ。だから、教えてくんない?」 「あ、ああ。別に良いけど」 「やった、ありがと~」 ユキが微笑むと、岳斗も微笑む。 こういうのを、恋人って言わないのかな。 この2人が恋人でも、充分、通用すると思うんだけど。 「あ、じゃあさ、ついでにリオも誘っちゃおうよ」 軽い気持ちでユキが言った。 そんなの、あたしが黙ってる訳ないじゃない。 「そんなら、あたしだって行かせてもらうわ」 あたしは、無理矢理、勉強会に参加させてもらった。 ちょっとせこいマネだとは、自分でも思っちゃうけど。 でもさ、何の取り柄もないあたしには、これしかないじゃない。 無力なあたしには、こうするしか、他ならないんだもん。 でもまさか、あんな大事になるとは、思ってもなかった。 あたしが、あんなコト言わなければ、全てが―・・・ ACT,2 ―END― 👍 [No2] 2004/02/27 16:51 ![]() |
ACT,1 空は青、雲は白、桜は満開、彼は笑顔入学式は今日。 仲良しのあたし達4人は、いつものように登校していた。 そんなに緊張感もなく、ただ、ゆっくりと。 焦る気持ちも全くといって良いほど無い。 部活の話しとか、友達のバカな話しとか。 そんなくだらない話しをしていても、全然疲れない。 でもさ、やっぱ、そんなあたしでも、あれはしちゃうよね。 『恋』ってやつは、あたしでも―・・・ 「ハル、同じクラスじゃん」 「えっ、うそ」 あたしの好きな人。 本当に小さい頃から、想っていた人。 桐原リオ。 頭が良くて、格好良くて、とっても優しい。 そんな彼を好きになるのは、至って普通の事。 告白しようなんて考えた事もない。 今のままの関係を、ずっと保っていきたいと思ってる。 ほら、良くあるじゃない? 告白したら、気まずくなるって話し。 「ユキと岳斗は、何組になってた?」 「あの2人は3組だった。俺らは1組ね」 「ふ~ん、あの2人、いっしょのクラスなんだ」 あたしの親友・ユキ。 そして、リオの親友・岳斗。 実は、岳斗ってユキの事、好きなんだよね。 ユキ自身はまだこの事知らないけど。 まぁ、知ったとしても、ふるのは目に見えてるもんね。 だって、ユキは、リオの事が好きなんだもん。 だから、あたしとユキはライバル同士。 もちろんあたしは、告白なんてしないから、取られるのも時間の問題。 「あの2人、ちゃんとデキれば良いんだけどなぁ」 リオが溜め息をつく。 そーだね、とあたしも頷いたけど。 「あ、桐原リオくん?」 「・・・はい?」 知らない女子が、3人。 しかも、リオ目当てで。 「あのぉ、ちょっと来てくれない?話しがあって」 「はっ、ちょっと待ってよ!」 そう言ったのは、リオじゃない。 あたしだった。 自分でも、何でこんな事言ってんのか分からない。 止めるつもりは、あったけど。 別に、口に出そうとは思ってなかったから。 取りあえず、あたしはその場から逃げ出した。 ちょっと、やらしーかもしれないけど、あたし見ちゃった。 あたしが止めた瞬間、リオがちょっと赤くなったのを。 リオは、あたしの事、そう言う風に思ってくれてるの? もしそうだったら、告白、してみてもいいんだけどなぁ。 ACT,1 ―END― 👍 [No1] 2004/02/26 20:23 ![]() | ![]() 葉 |
| 1 |